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5分でわかるアリジゴクの生態!巣の仕組みや飼育法などをわかりやすく解説!

ホンシェルジュ

通りかかった獲物をあっという間に砂の中に引きずり込んでいくアリジゴク。実は猛毒をもっていることをご存じですか?この記事では、彼らの生態や巣の仕組み、毒性、飼育法などをわかりやすく解説していきます。あわせておすすめの関連本も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

アリジゴクの生態は?ウスバカゲロウの幼虫

ウスバカゲロウとは、アミメカゲロウ目ウスバカゲロウ科に分類されるトンボに似た昆虫です。体長は35~45mmほどで、北海道から南西諸島の広い範囲に生息していて、アリジゴクはこの幼虫にあたります。

幼虫の間の2~3年は、サラサラとした砂地にくぼみを作り、その底部分で暮らしています。大顎だけを砂から出して獲物となる虫が落ちてくるのを待ち続けているのです。

アリなど獲物にできる小さい虫が落ちてくると、砂や小石を投げつけて底に引きずり込み、体液だけを吸い取ります。残った死骸は大顎を使ってくぼみの外に投げ捨てるそうです。

成熟すると、腹部から糸を出して砂と絡めながら直径1cmほどの蛹室を作り、その中に籠ります。2週間ほどで羽化するとウスバカゲロウの姿となり、巣から飛び立っていくのです。ただ成虫となってからの寿命は2~3週間ほどで、交尾と産卵をして短い生涯を終えてしまいます。ウスバカゲロウでいるよりも、アリジゴクでいる時間のほうがかなり長いのです。

 

アリジゴクの巣の仕組みをわかりやすく解説

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アリジゴクの巣の大きさは、直径10~60mm、深さは5~30mmほどと小さいです。入り口が広く、底にかけて狭くなっているすり鉢状になっています。

雨をしのげる軒下や木の下など、常に乾いている砂地に作られ、アリジゴクが成長するのにともなって巣も大きくしていきます。彼らは後ろ向きにしか進むことができないため、砂中で円を描くように後ずさりをくり返し、徐々に直径を広げていくのも特徴です。

巣の壁面は、粘液などで補強されているわけではなく常にサラサラです。非常に崩れやすい構造になっていて、この壁面こそが落ちてきた獲物が地上に逃げるのを拒み、底で待っているだけのアリジゴクの狩りを成功させる秘訣になっています。

アリジゴクは猛毒をもっている?

巣に落ちてきた獲物を捕らえ、体液のみを摂取するアリジゴク。獲物に逃げられたり、反対に攻撃されてしまったりすることはないのでしょうか。

彼らは大顎の先から消化液を敵の体内に注ぎこみ、相手の動きを止めるのですが、この消化液がかなりの猛毒なのです。その強さはなんと、フグのもつテトロドトキシンの130倍ほどもあるといわれています。

アリジゴクの巣穴の周辺を観察してみると、体に穴が空き赤黒く変色した虫の死骸を見つけることができるでしょう。

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