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雷様におへそをとられる!? 気象予報士・蓬莱大介の【お天気ライブ ほうらい屋】【25】

テレビドガッチ


昔からの言い伝え 「雷様におへそをとられる」
昔の人は雷がなったらおへそを隠して逃げなさいよと教えてくれました。
よくよく考えてみると、どうして雷様はおへそをとろうとするのでしょうか?
なになに…、雷様はおへそフェチで……って、んなアホな!

個人的な見解ですが、「雷様におへそをとられる」という言い伝えは、おへそを隠すポーズをすることに意味があるのではないでしょうか。
雷というのは、高い所に落ちる性質があります。おへそを隠すポーズをすると、姿勢が低くなりますので、そうやって「姿勢を低くして逃げなさいよ」という意味が込められていたのかもしれません。
また、雷が発生するような時は、同時にザーッと激しい雨が降ることがあります。雷雨になる直前まで暑かったのに、急に気温が下がることも。
「おなかを冷やさないように、急な気温低下に気をつけよ」という意味も込められていたのではないでしょうか。
昔の人は経験則からこんな言い伝えによって、雷に対して注意を子供に呼び掛けてきたのですね。
すごく的を射た響く言葉です。

「雷様におへそをとられる」

雷が鳴ったり光ったら、早めに頑丈な建物に避難して下さい。
木の下の雨宿りは危険です。木に雷が落ちて、そばにいる人間のほうに感電することがあります。もし、周りに建物がなければ、車の真ん中が安全といわれています。万が一、車に雷が落ちても、側面を電気が通りますので、中の人は無事というわけです。

街中でビルに囲まれているような所ではどうでしょう?
周りに高い建物があるから地上を歩く人は雷の危険性がないかというと…、
そうでもありません。
もし、ビルの高い所に雷が落ちた場合、外壁のブロックの破片などモノが落ちてくることもあります。雷の時に街中にいても早めに建物に入って、空の状況が落ち着くのを待ちましょう。

家の中でパソコン作業をしている場合、念のためデータを保存するか、一旦作業を休むことをおすすめします。
落雷で停電してデータが飛んだり、建物に落雷し、コンセントから過剰な電気が流れた場合、パソコンが壊れたりすることもあり得ます。
最悪、落雷でコンセントから火が出て火事の原因にもなります。コンセントに付ける雷ガードというモノが売っています。

これから、雷雨が多くなる季節になってきます。
スマホの便利な雨雲レーダーのような道具も活用しながら、自分で空を見上げ、暗~い色した雷雲や急な風の強まり、雷光、雷鳴など空の変化にも注意をするようにしてください。

プロフィール
蓬莱大介(ほうらい・だいすけ)
気象予報士・防災士。1982年兵庫県明石市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2011年読売テレビ気象キャスター就任。 現在、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」「かんさい情報ネットten.」「ウエークアップ」「a-yan」にレギュラー出演中。読売新聞(全国版)で連載記事「空を見上げて」を執筆。
著書 「クレヨン天気ずかん」(2016年主婦と生活社)
「空がおしえてくれること」(2019年 幻冬舎)

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