解説
日本だけでなく、台湾や韓国でもドラマ化された多田かおるの人気コミックを初めて実写映画化。万年落ちこぼれクラスの高校3年生・相原琴子は、入学式で一目ぼれしたイケメンでIQ200の入江直樹へ2年ごしの思いを告白するが、あえなく玉砕。さらに追い討ちをかけるかのように、転居先が欠陥住宅だったため、ガス管工事によって家が崩壊という惨事に見舞われてしまう。父親の親友宅での居候生活を余儀なくされ、不幸続きに思えた琴子だったが、その家の長男があの憧れの直樹だったことで事態は一変。2年間片思いをし続けた直樹、そして琴子の家族ぐるみの共同生活がスタートした。直樹役を映画初主演となる「劇団EXILE」の佐藤寛太、琴子役を美沙玲奈がそれぞれ演じ、陣内孝則、石塚英彦、石田ひかりらベテラン陣が脇を固める。
(提供元:映画.com)
アオハル進行形さん ★★★☆☆
何度も映像化され、日本だけでなく台湾や韓国といった近隣アジア諸国でも人気の高い『イタズラなKiss』。
落ちこぼれだけどめちゃくちゃ美人な主人公が、一目惚れしていたトップクラスのドSの人気者とひょんなことをきっかけに同棲を始める、という胸キュン青春ラブストーリー。こういう作品は本当観やすいし、キュンキュンするし、楽です。何より主人公を演じる美沙玲奈がとてつもなくかわいい!
彼女はこの後も続く「キャンパス編」、「プロポーズ編」にも続投します。おなじく、本作が初映画主演作となった「劇団EXILE」の佐藤寛太も、クールなキャラがあっています。存在感を発揮していた『HIGH&LOW』などではゆるくてコメディリリーフな役柄でしたが、正反対の無口でクールな役も似合うなあと思いました。二人の絶妙な距離感が微笑ましく、これから続篇でどんどん両思いになっていくことを考えると、本作の胸キュンは前菜的なものかもしれませんね。
モデルとして活躍していた大倉士門も本作で活躍し、両親勢を陣内孝則をはじめとするベテラン俳優が演じているのも、映画全体の雰囲気を閉めていてとても良かったです。
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