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穴に落ちた子供の象、助けてくれたショベルカーに「ありがとう」の気持ちを全身で表現

カラパイア

助けてくれたショベルカーにお礼をする子供の象
image credit:Parveen Kaswan, IFS/Twitter

 これまでの研究でも、象は非常に聡明で、仲間を思いやり、死の概念を理解し、社会的生活を営みながら暮らしていることが判明している。

 つまり、象はそれだけ感情も豊かだということだ。

 このほどインドから、穴に落ちた子象の救出劇が伝えられた。ショベルカーで無事に助け出された象は、ショベルカーに対し、まるで「ありがとう」とでも言うように、全身で感謝の気持ちを表現しているような仕草を見せたという。

子供の象が穴に落ち出られなくなる


 5月18日、インド南部カルナータカ州コダグ県で起こった1頭の子供の象の救助劇が、Twitterでシェアされ拡散した。

 同県シダプラ村にあるコーヒー農園で、地元住民が穴に落ちている子象を発見したのだ。

 子象は、必死に前脚を使って穴から這い上がろうとしていたが、緩んだ土で後ろ脚が滑り、自力で這い上がることは困難なようだった。

 住民から連絡を受けたカルナータカ州森林局の職員は、ショベルカーを運転して現場へ急行し、子象の救出を試みた。


救助された子象、ショベルカーにすり寄る


 職員は、シャベルの背の部分を使って子象を穴から出るのを助けようとした。子象は、人間が自分を助けようとしてくれていることを悟ったのか、抵抗する様子を全く見せず、素直に救助を受け入れた。

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image credit:Parveen Kaswan, IFS/Twitter

 やがて、子象はショベルカーによって押し上げられると、自力で穴から這い出すことに成功した。

 すぐに子象は森へ帰っていくのかと思われたが、ショベルカーに向かって振り返ると、体をシャベル部分にすり寄せるような仕草を見せ始めた。


 Twitterでシェアされた動画を見ると、耳をバタつかせていることから子象が攻撃的ではなく、好意的にそうしていることがわかる。

 その光景は、まるで「助けてくれてありがとう」と全身で感謝の気持ちを表現しているかのようだ。

 しかしその直後、人々の叫び声と発砲音が聞こえ、煙が子象の近くで上がる様子が捉えられた。子象はそれに驚き、駆けるようにして森へと去って行った。

 インド森林局員のパーヴィーン・カスワンさんによると、こうした音や煙は象がストレスによって人間を攻撃しないよう、森へ帰るのを促すために職員が出すものだという。

 
 カスワンさんは、Twitterで「この後、子象は無事に森へと戻ってきました。こうした救助活動には、現場での適切な戦略が必要なのです」と綴っている。

 同じくインド森林局のスーダ・ラメーンさんもTwitterでこの動画をシェアし、「野生の動物の救助方法は、地形やその動物の特性、またその他の要因に基づいて異なります。動物の安全は最優先事項であり、今回のスモーククラッカーは、象がストレスを貯めることなく、安全に森に誘導するためにしたことです」と述べている。

written by Scarlet / edited by parumo

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