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ブラックなのに体に良い。日本でも育てられる黒いトマト「インディゴ・ローズ」

カラパイア

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 昔トマトと言えば赤とかオレンジだった。最近になって黄色いトマトも見かけるようになったが、ダークサイド方面では黒いトマトなるものも存在しているようだ。

 このトマトはインディゴ・ローズ(Indigo Rose)というトマトの品種。外側は黒(土壌によっては紫っぽくもなる)で、中身はジューシーな赤紫色をしている。「黒いトマト」なんて不気味な感じがするが、実際はおいしくてすごく体に良いらしい。



youtube:World’s first jet black tomato plant

 何より注目すべきはこの果実にたっぷりと含まれているアントシアニンと呼ばれる抗酸化物質である。食物中のアンチオキシダント物質は、 酸化ストレスを抑制する働きがあり、糖尿病や肥満予防、早期老化を防ぐ効果がある。

 赤色と紫色のトマトを交配させて生まれた黒トマトは、世界で唯一「アントシアニンとリコピンが同時に採れる生鮮食品として、海外では市場で大人気の最新のスーパーフードとなっている。
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 紫トマトはアメリカの食物研究者がつくった交配種で、アントシアニンの主要な色素である紫色を与えられたトマトである。

 オレゴン大学のジム・メイヤー教授率いる研究チームは、その紫トマトと、普通の赤いトマトを掛け合わせた黒い品種を作り出した。
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 イギリスのデヴォン州を拠点とする種苗会社大手「サットンシード」のアシスタントプロダクトマネージャーは、「濃い色のトマトは何種かあるが、本当に黒いトマトはインディゴ・ローズだけだ。今まで改良した品種の中で最も濃い色のトマトだ。」、とコメントしている。

 また、気になる味のほうは通常のトマトほどの甘さはないものの味に深みがあり、甘味と酸味のバランスがとれている。加熱したりサラダに入れて食べるのがオススメだという。
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 他の濃い色のトマトとインディゴ・ローズは何がそんなに違うのだろうか?

 同教授によると、それは遺伝子にあるという。

 「普通のトマトは成熟過程で葉緑素が分解して赤くなる。インディゴ・ローズ以外のいわゆる紫トマトや黒いトマトは、クロロフィル(葉緑素)の分解を妨げる緑のトマトの遺伝子をもっているが、このトマトにはその遺伝子は含まれていない。」と語る。また教授は黒トマトは遺伝子組み換え作物ではないことを強調している。

 黒トマトは最初は緑色で、日光にさらされて黒色になる。表面に光を浴びることで初めて果実中のアントシアニンが生まれるためだ。ちなみにインディゴ・ローズをもぎ取り、まだ紫になっていない部分を日光に当てれば、およそ一週間で紫になるそうだ。

 また、果実はあまり早く収穫しない方がいいそうだ。トマトの甘味と酸味を完全に引き出すには十分に熟す必要があるからで、植え付け後から最初に実が熟するまでの平均日数は、米オレゴン州で91日間ほど。

 日本ではAmazonで黒紫ミニトマトという品種の種が購入可能のようだ。




via:odditycentral・原文翻訳:R


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