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長靴はNG?水害に役立つのは滑らず、脱げない靴!

防災ニッポン

理想的な靴は「安全靴」

例えば、どんな靴でしょう。工事現場などで履かれている「安全靴」と呼ばれる靴があります。これが水害をはじめ、防災全般用の靴として最適です。安全靴の多くが、底に滑り止めがあって、ヒモなどで足と靴を固定できる作りになっています。

安全靴でもカッコイイ!!

工事用の靴なんて、と敬遠してしまう方もいらっしゃると思いますが、安全靴には、すねを保護するブーツタイプのものから、「セーフティスニーカー」などと呼ばれる、背が高くなくて、普段履きもできそうなスニーカータイプのもの、さらに革靴のようなデザインのものまで、形や素材、色なども様々です。

お気に入りの形や色合いのものを選んで、日頃から目の届くところに置いて、飾っておけば、部屋の雰囲気も損なわれず、いざというときも、すぐに履けて安心ですね。

チェックしたい「耐滑」性能

先ほども指摘したように安全靴には様々なタイプがありますが、水害対策用に選びたいのは、特に滑りにくい靴底をもったタイプです。

滑りにくいことを「耐滑(たいかつ)」と言います。耐滑性に優れた靴は、しっかりとした凸凹があって、グッと踏ん張れるような「グリップ力」が強いのが特徴です。そんな靴で避難すれば、冠水している路面でも歩きやすく、安全です。安全靴の中でも耐滑性をウリにしているものには「超耐滑」や「耐滑底」と書かれていることもあります。

ヒモタイプを選ぼう

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耐滑性とともに「脱げにくい」ことも重要なポイントになります。安全靴の中には脱ぎ履きがしやすい「面ファスナー」タイプもありますが、これだと、水圧でファスナーがビリッと剥がれてしまう恐れもあります。可能なら、ヒモでしっかり縛れるタイプを選びましょう。ヒモは水にぬれると結び目が固くなって、ほどけづらくなります。避難時には、ほどけにくい、というのもプラスになります。

「認定マーク」があります

一般に安全靴には靴先に鉄製などの「先芯」が入っていて、足先を保護してくれます。先芯は当然、避難時にも助けになるので、買うときには先芯が入っているかどうかを触ってチェックしたいところです。しかし、ネット通販で買う人も少なくないでしょう。そんな人にオススメしたいのが、「認定・認証マーク」のチェックです。


JISマーク

日本産業規格に適合していることを示す「JISマーク」など、一定基準以上の安全性能が認められたものならば、安心して購入できます。

「ウォーターシューズ」はどうか?

安全靴が良いのなら、「ウォーターシューズ」でも良いのではと思う人もいるでしょう。ウォーターシューズとは、海や川などで遊ぶときに履く、水はけがよくて、滑りにくいタイプの靴のことです。「マリンシューズ」や「アクアシューズ」とも呼ばれます。
しかし、ウォーターシューズは、あくまでも水中をゆっくり歩いて遊んだり、水辺を散策したり、つまりアクティビティーを快適に楽しむために作られた靴です。安全靴などと比べて、軽量で靴底が薄いため、水害で避難するようなときに履けば、石やガラスが靴底を破り、けがをする恐れがあります。

あってうれしい「セーフティインソール」

避難時には安全靴を、とオススメしてきましたが、それでも、家族全員分の安全靴が普段、家の中にゴロゴロあるのは嫌だし、スペースもない、という方もいらっしゃるでしょう。そんな方には防災向けの「セーフティインソール」というものもあります。

薄い鋼板素材などでできていて、普段使いの靴の中に敷けば、水害などで避難するときに、とがったガラスや鉄くずなどを踏んでしまっても、このソールで止まって、足を守ってくれます。

男性用や女性用、子ども用などがあり、価格は1,000円~2,000円程度です。そんなに高くないので防災用として用意しやすいと思います。

災害用に安心できる靴を準備しておく

いろいろ、説明してきましたが、一番指摘したいのは、いざ水が膝上まできてしまったときには、靴選びの失敗が命取りになるということです。梅雨や台風の季節が来る前に、家族全員の分の、しっかりした防災用の靴をそろえておきましょう。

<執筆者プロフイル>
山本泉
フリーライター
大手学習塾、介護職などを経てフリーライターへ。2児の子育てにも奮闘中。趣味は読書、ピアノ。役立つ情報を分かりやすく丁寧に、を心がけている。

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