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国会議員よ、選挙のためにそこまでやるか! ワクチン接種で割り込む「上級国民」多すぎ!

J-CAST会社ウォッチ

国民一人ひとりの命のために、一刻も早く接種したい新型コロナウイルス対策のワクチン接種だが、各地で大混乱が発生。予約すら満足に取れない大渋滞が起こっている。

そこへ割り込こもうと虎視眈々と狙っている「上級国民」がいる。国会議員だ。国会議事堂を「職場接種」の場にしようというのだ。

ネット上では、激しい怒りの声が殺到している。

企業の職場接種と同じ「国会接種」という理屈

与野党を問わず、国会議員が秘かに「優先接種」しようと動いているという。時事通信(5月16日付)「どうする? 高齢議員ワクチン 『国会』接種、対応に苦慮 与野党」が、こう伝える。

「新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種が本格化するなか、65歳以上の国会議員を対象にした集団接種を行うかどうか、与野党が頭を悩ませている。感染対策のため地元に戻れない議員が多く、国会に会場設置を求める意見がある一方、『特権』批判を危惧する声も根強い。高齢議員への対応は現在、衆参両院の議院運営委員会を中心に検討が進んでいる」

というのだ。

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いったいどういうことか。時事通信がこう続ける。

「国会内での集団接種について、関係者は『政府から企業に職場接種の実施を呼び掛けている。国会でも検討したほうがいい』と必要性を強調する。こうした動きについて、70歳代の自民党議員は『国会議員は多くの人と接する。早期に接種できればありがたい』と歓迎。立憲民主党ベテランも『東京から地元に帰りにくい雰囲気がある。接種できれば政治活動の制約がなくなる』と期待する。ただ、高齢者接種の現場では、予約をめぐる混乱が相次ぐ。対象外の自治体首長が先駆けて接種を受けたことへの反発も強く、国会議員向けの会場設置には、与野党から『特権と批判される』『上級国民と言われる』との懸念も漏れる」

河野太郎ワクチン担当大臣が経済界に呼びかけている「職場接種」の呼びかけが、「国会」という「職場」でも該当するのではないかという、かなり都合のよい理屈だ。

ただ、「上級国民」という批判が起こることを与野党ともに恐れている。時事通信はこう結んでいる。

「今国会の会期は6月16日まで。その後も東京都議選や次期衆院選など重要な政治日程が続き、議員の動きも活発になる。『世論の様子を見ながら判断するしかない』。自民党幹部は悩ましい胸の内を吐露した」

本音は「政治資金パーティー」のため

じつはこの「国会接種」、いつあるかわからない衆議院選挙への思惑が絡んでいる。衆議院選挙の準備のためには政治資金パーティーを開いてカネ集めをしなくてはならない。そのパーティーを開くためには事前にワクチンを接種しておく必要があるからだ。

そんな国会議員たちの露骨な狙いを、産経新聞(5月14日)「『上級国民』批判恐れ、ワクチン接種で悩む国会議員 派閥パーティー批判も」が、こう伝える。

「国会議員がワクチン接種の対応で頭を悩ませている。接種希望者が殺到している最中に(国会で集団接種の)注射を打てば、『上級国民だ』と糾弾されかねないためだ。秋までに行われる衆院解散・総選挙を見据えた『軍資金』集めとなる自民党各派閥の政治資金パーティーも『コロナ禍にけしからん』との批判を避けるため、開催時期をずらす動きが出てきている」

国会議員が早くワクチンを打ちたいのは選挙のため(写真はイメージ)

実際、今年1月に自民党本部の全職員を対象にPCR検査の実施を決めた際にも国民の一部から不満の声が寄せられた。党幹部は「国民と全く同じルールでやったとしても『特権階級』と攻撃される可能性がある。少し落ち着いてからワクチン接種したほうがいいかもしれない」と語る。

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