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ギョギョッ!神田に丸ごと焼き魚系ラーメン「炭火焼き濃厚中華そば 海富道」オープン

TOKYO HEADLINE

 本来食べられる食料にもかかわらず捨てられてしまう「食品ロス(フードロス)」問題。日本では年間600万トン(※)に及び、そのうち事業系食品ロスは54%に上る。コロナ禍の外食産業では、時短営業や休業要請などで仕入れ数が激減し、食品ロスが増加する可能性も指摘される。そうした問題をおいしく解決するのが、15日にオープンした神田「炭火焼濃厚中華そば 海富道(しーふーどう)」だ。オープンに先駆け行われたメディア試食会に記者が潜入した。

※平成30年度推計値。

 JR「神田駅」北口から徒歩1分、東京メトロ「神田駅」4番出口目の前の好立地。紺地に波模様の看板と魚の意匠の白いのれんが「炭火焼濃厚中華そば 海富道」の目印だ。清潔感のある白木調のカウンターの中ではスタッフがキビキビと動いている。同店は昨年末、新橋にオープンした「炭火焼濃厚中華そば 倫道」の義兄弟店に位置づけられ、丸ごと炭火で焼いたサバやイワシを使い、“すする、焼き魚”と呼ばれる「炭火焼き濃厚スープ」が特長。

 新店舗の「海富道」では、「倫道」と同じ「鯖」「鰯」「鮭」に加え、オリジナルメニューの「海老(あまえび)」「烏賊(するめいか)」が味わえる。このオリジナルメニューは、通常なら廃棄されるような甘エビの殻や、スルメイカの内臓まで丸ごと店内で炭火焼きし、粉砕した特殊ペーストをアゴ出汁ベースのスープに加えているのだ。早速、記者はオリジナルメニューのひとつ「海老」を注文。

 待つこと数分、熱々の「海老」が登場した。同店では出来立ての麺とスープを味わうためにトッピングはすべて別皿に盛られ、さらにスープを最後まで味わえるようご飯のついた定食スタイルで提供している。甘エビ30匹分の殻が丸ごと入ったスープは、見るからに濃厚でクリーミー。まずスープをすすると炭火焼きの香ばしい香りに、ビスクスープのような濃厚で複雑な旨みが口いっぱいに広がる。煮干し系や魚粉入りよりパンチがあって、たとえるなら高級海老煎餅の味わいに近い。特製のストレート麺はほどよい太さでスープによく絡み、途中から甘みのある炙りネギ、さっぱりしたみじん切りの玉ねぎ、脂ののったチャーシューや香りの良い焼き海苔を投入。最後に添えられた山椒でスープをピリ辛に味変して完食!

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 一方、ご飯には海苔の佃煮と青唐辛子の味噌漬けもついてくるが、ここは少々行儀が悪くともスープをぶっかけるべきだろう。レンゲでスープをすくってご飯にかけると、濃厚エビスープのリゾットが出来上がりや〜! さらに佃煮や味噌漬けとともに食せば、その悪魔的なおいしさは禁断の味。大変おいしかったついでに、頼み込んで他のスープも味見させてもらうことに。スタンダードな「鯖」は、一番マイルドでさっぱりした親しみやすい味。対する「烏賊」は炙ったスルメそのもので、これはご飯に合いそうだ。教室で言えば優等生の「鯖」に個性派の「烏賊」といったところか。

 味には問題がなくても規格外であったり、コロナ禍で在庫調整ができず賞味期限を迎える魚たち。そんな魚を丸ごとを活用して新たなラーメンに仕立てた同店では、今後も期間限定メニューとしてさまざまな“もったいない魚たち”を提供する予定だとか。ラーメンで海と社会の問題を解決する神田「炭火焼濃厚中華そば 海富道」、魚好きにもラーメン好きにもおすすめしたい店舗である。

「炭火焼濃厚中華そば 海富道」 【住所】東京都神田鍛冶町3-3-2 床屋3ビル 【営業時間】月〜土:11〜23時L.O.(要請により順次変動) 【定休日】日曜日 【URL】https://www.mugen-c.jp/store_sea-foo-dou.html

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