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【ライフハック】1日のうちで一番クリエイティブになれる時間帯はいつか?

カラパイア

一日のうちで一番創造力が高い時間帯は?
photo by Pixabay

 心身の状態は朝起きてから寝るまで一定しているわけではなく、バイオリズムというものがあると言われている。

 体調にもよるし、人にもよるだろうが、仕事がサクサクと進み、自分の能力を最大限に発揮できる時間帯があるようだ。

 一般的に、創造力を最大限に発揮したいなら朝が最適と言われている。実際、独創的な仕事をするために早朝から仕事を始めるというクリエーターもいるようで、例えば作家の村上春樹は朝4時に起きて、午前中に仕事をしているという。

 だが朝はどうにも苦手という人だっているだろう。そんな夜型人間はクリエイティブな仕事を諦めねばならないのだろうか?

 そんなことはない。『Academy of Management Journal』(20年12月22日付)に掲載された研究によると、創造力を発揮してオリジナリティ溢れる仕事をするために大事なことは、いつやるかよりも、むしろ自分にあった時間にやることであるそうだ。

創造力が増す時間帯を調査


 オーストリア、ウィーン大学をはじめとする研究グループは、人間が1日のうちで一番クリエイティブになれる時間帯を明らかにすべく、いくつかの調査を行った。

 たとえばある調査では、朝か夜になったら被験者にレンガや新聞紙といった物を提示して、できるだけたくさんの使い途を考えてもらった。

 また別の調査では建築家・デザイナー・芸術家・ディレクターといった創造性が鍵を握る仕事をしている人たちに、1日の各時間でどれだけクリエイティブな仕事をしていたか質問した。

 このとき、被験者には日頃の睡眠のパターンや、自分が朝型か夜型のどちらだと思うかなども質問し、調査結果とあわせて創造性がもっとも発揮される時間帯について分析された。

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photo by Pixabay

朝型なら朝、夜型なら夜に創造力が最大限に発揮される


 その結果、よく言われるように創造性が最大限に発揮されるのは朝。ということはなかったようだ。

 むしろそれはその人の生活スタイルによって変化したのだ。

 自分を朝型人間と思っている人ならば、朝に最高のパフォーマンスを発揮したし、夜型人間と思っている人ならば、そのピークに達するのは勤務時間の終わり頃だった。

 もっともクリエイティブになれる時間が人によって違うのはなぜなのだろうか? その理由はもしかしたら自分自身に対する評価と関係があるのかもしれない。

 自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると自分の可能性を認知していることを、心理学の用語で「自己効力感」という。この自己効力感が高い人は、ただそう感じているだけではなく、実際にそれをやってのける傾向にある。

 研究グループによれば、創造性にも自己効力感というものがあり、それは状況や環境によって変化する。

 たとえば人によっては、仲間と一緒にいるときは独創的なアイデアがどんどん湧いてくるが、上司がいるとダメだと感じている人もいるだろう。
 
 それと同様に、創造的な自己効力感は、1日のうちの時間帯によっても変化するのかもしれない。

 自分は夜のほうが調子がいいのだと感じている人は、夜になれば自信をもってクリエイティブな作業に取り組むことができる。だから、夜のほうが創造力を発揮しやすい。朝型の人はその逆だ。

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photo by Pixabay

創造力を発揮するヒント


 この研究からわかるのは、創造性を上手に発揮するには、自分が朝型なのか夜型なのかきちんと把握するのが大切ということだ。

 ただし、それはきちっと明確に区分できるものではなく、むしろ連続的なものだ。ほとんどの人は完全なまでの朝型(あるいは夜型)ということはなく、より朝型(あるいは夜型)寄りという感じになる。

 そして自分のタイプを踏まえた上で、クリエイティブになれる時間に仕事を行えばいい。マネージャーの立場にある人ならば、部下のタイプを把握して、仕事を割り振ってやるのがいいだろう。

 ところで騙されたと思って試してほしいのが、眉毛を上げて、左手を握りしめる方法だ。これで創造力が少しアップするかもしれない。

References:When Is Your Creativity Greatest? | Psychology Today South Africa/ written by hiroching / edited by parumo

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