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ドラキュラの城がワクチン接種会場に。吸血鬼が牙を刺すスタイルではないよ(ルーマニア)

カラパイア

ドラキュラの城が新型コロナワクチンの接種会場に
pixabay

 ルーマニアと言えば、吸血鬼ドラキュラの伝承で有名であり、南部トランシルヴァニア地方の山中には、ドラキュラのモデルになったヴラド・ツェペシュ(ヴラド3世)と関りがあるとされているブラン城がある。

 このほど、このブラン城を訪れる観光客らに、吸血鬼の牙ではなく注射針が提供されるキャンペーンが実施された。

 これは、政府ができるだけ多くの市民にコロナの予防接種を受けてほしいという奨励であり、城内で受けた人にはちょっとした特典もあるという。『The Guardian』などが伝えている。

‘Dracula’s Castle’ offers tourists COVID shots

ドラキュラ伝説で有名なブラン城でワクチン接種実施


 ルーマニア南部に位置し、カルパティア山脈の霧深い谷に囲まれたブラン城は、ドラキュラの作者ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』のモデルとなった15世紀のルーマニア王子、ヴラド・ツェペシ3世(通称ドラキュラ公または杭刺し公)と関りがあると伝えられている(実際には彼はそこに住んだことはない)城で、多くの観光客が訪れる有名な城だ。

 今回政府が、そのブラン城で観光客にコロナワクチンの接種を実施するというキャンペーンを実施した。


 実際にワクチンを受けた39歳のエンジニアの男性は、家族と一緒に城を訪れ、「(ワクチン接種の)ポスターを見て、勇気を振り絞って接種に同意した」そうだ。

 接種した人には、「大胆さと責任」を称える証明書の他、拷問部屋への無料ツアーが提供され、今後100年間の歓迎が約束されているという。

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pixabay

都心と地方で接種推進への様々な取り組みを行うルーマニア


 ルーマニア政府は、できるだけ多くの市民にコロナのワクチン接種を受けてもらうよう、地方での取り組みを推進する一方で、ブカレストなどの都心では国立図書館などの主要な施設で、週末のみだが24時間体制で接種受付を行っている。

 マリウス・ナスタ病院の院長は、次のように見解を述べている。

ワクチン接種を受けたいけれど、オンライン予約には抵抗があるという人のために、このような会場での接種を設けています。

ですが、地元に医師がいない多くの地域では、全ての人々が接種を受けられるようになるのは難しいでしょう。

 現在、ルーマニアでは人口1900万人のうち、約360万人が1回目のコロナワクチン接種を済ませている。

 政府は、6月までに500万人の接種完了を目指し、今後も地方と都市の両方で、様々な推進キャンペーンに取り組んでいくということだ。


written by Scarlet / edited by parumo

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