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これなら後悔なし!? 1年で消える期間限定タトゥーが開発される

カラパイア

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image credit:ephemeraltattoo/Instagram

 欧米では、タトゥーをアイデンティティの表現として彫る人が少なくない。だがタトゥーはいわば「一生もの」であり、彫ってしまうと消すことは難しい。レーザー除去や皮膚切除手術などもあるにはあるが、費用もかかるし綺麗に除去できない場合もある。

 気軽に楽しみたいなら、数週間で消えるヘナタトゥーもアリだが、どうせならもうちょっと長くもたせたい。

 そんな願いを叶えてくれる新たなタトゥーがついに誕生したようだ。特殊なインク開発から実験を重ね、実に6年以上を費やして誕生したという世界初のそのタトゥーは、約1年間維持することができるという。

Tattoos that vanish

約1年で消えるタトゥーインクが開発


 ニューヨーク大学のエンジニアたちが、従来のタトゥーインクの色素分子の大きさに注目し、これまでにない特殊なインクの独自開発を始めたのが、今から6年半前のこと。

 試行錯誤を繰り返した結果、カプセルコーティングのように閉じ込めた極小の色素分子が、真皮層で約1年ほどかけて色褪せゆっくりと消えていく「期間限定」のタトゥーインクがついに完成した。

 安全性と有効性を科学的に検証するため、IRB(治験審査委員会)承認の臨床試験場にインクを送付し、200を超えるインクのテストを行った結果、個人差はあるが、9~15か月間持続するタトゥーインクが出来上がったのだ。

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 今年3月、ニューヨークのブルックリンにオープンしたタトゥー店『Ephemeral(エフェメラル)』は、「短命な」「はかないもの」を意味し、期間限定のタトゥーインク店名としてはぴったりだ。

 共同創設者のジョッシュ・サカイさんは、このように話している。

従来のタトゥーインクは、色素分子が大き過ぎるため、皮膚に浸透し永続的なものとなりますが、できるだけ色素分子を小さくし球体構造の中に閉じ込める特殊なインクを使用することで、1年ほどして皮層から色素が排出され、インクが消えてなくなるのです。

当店は、生涯消えないタトゥーをすることに抵抗がある人や、思い切って永久的なタトゥーを彫る前にテスト感覚で入れてみたいという人が来るには最適です。

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タトゥー業界の未来が変わる可能性も


 タトゥー施術というとやはり永久的なイメージがあるが、Ephemeralでは永久的タトゥーの提供はしておらず、あくまでも永続性を望まない人を対象に施術を行っているという。

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 ただ、やはり施術は従来のタトゥー施術と同様の機器を使用し、インクは皮膚組織を破壊して注入されるため、どうしても痛みは感じてしまうそうだ。

痛むという部分はネガティブであることに変わりはありませんが、期間限定のタトゥーインクの開発は、未知の領域で地図を作成することに成功したと言えるでしょう。

今後、これが持続可能なビジネスとして構築していけるか否かが重要なところです。この特殊タトゥーインク施術は、永続性という概念で敬遠していた人たちにも、包括的で親しみやすいイメージを提供することが可能になるだけでなく、タトゥー業界の未来を変えるかもしれません。

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 なお、プロセスは通常のタトゥー店と同じで、予約後にデザインやスタイル、施術の配置などを決め、スタジオで施術してもらうだけだ。

 どんなスタイルにするか決められない顧客には、スタジオでタトゥーイストと1対1の相談の場も設けられる。

 ちなみに、現時点では黒インクのみ使用しており、シンプルなデザインであれば、施術費用は175ドル(約19000円)~225ドル(約25000円)となっている。詳しくはこちらのサイトへ。

written by Scarlet / edited by parumo

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