例えば、1年間家計簿を続けたら、月によって支出の項目や金額に違いがあることが分かります。季節により使用する電化製品が変わって電気代が増減したり、イベントの数により娯楽費や特別費の金額が変わったりするからです。
場合によっては、予算設定は毎月一律よりも、月や季節ごとに変えた方がうまくいくケースも。1回ごとの反省・改善だけではなく、数ヵ月、1年などの長期スパンで考えると、より家計管理がスムーズになりますよ。
せっかくつけた記録ですから、有効活用して家計に反映させたいですよね。帳尻を合わせるのではなく、戦略をもって利用するために、家計簿を“活用”していきましょう。
(Nao Kiyota)