2種類の女性ホルモンで生理は起こる
初潮の平均年齢は12歳。
生理不順になりがちな10代の思春期を経て、20代から40代前半の性成熟期には、毎月排卵があり、月経がきます。
この時期は、ホルモン分泌も安定しているので、一定の周期で月経が起こるのが健康な状態です。
月経は、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンの影響をうけておこります。
エストロゲンは子宮内膜を厚くさせる女性ホルモン。肌や髪のハリをキープするほか、骨を強くする、乳房を豊かにする働きもあります。
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もう一方の、プロゲストテロンは排卵後、排卵後に子宮内膜をふかふかにするなど、妊娠や出産に関わる働きをします。
エストロゲンは排卵日をピークに増加するため、月経後から排卵日までは、肌や髪もつやつや、気持ちも安定しています。
排卵後、プロゲステロンは増加すると同時に、エストロゲンは低下。
肌荒れやイライラしやすいといった症状が起こるのはこのためです。
●生理周期とホルモン分泌

●生理で不快な症状が起こるしくみ
