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動物だってすごく悲しい。仲間の死を悼み、行動で表す動物たち

カラパイア

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photo by iStock

 深い感情を持ち合わせているのは人類だけだと考えているとしたら、それはおごりというものだ。動物にもさまざまな感情があり、特に仲間や愛する者を失ったときに、嘆きや悼むような情動を示す動物は多いと、アメリカの動物行動学者で米コロラド大学名誉教授のマーク・ベコフ博士はいう。

仲間の死を悼む象


 野生動物のなかでも、仲間の死を悼む動物として知られるのが象である。たとえば象研究の第一人者である生物学者のジョイス・プール博士は、産まれたばかりの子どもを亡くした象の母親の顔に明らかな悲しみが湛えられていたことを記している。

 また、同じく著名な象の研究者シンシア・モス博士は、群れの仲間を人間に射殺された象たちが、死んだ仲間の体を何とかして持ち上げようとしたり、起こそうとしたり、草をその口に含ませようとしていた姿を記録している。

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霊長類は悲しみでうつ状態になることも


 霊長類も同様だ。2008年には、ドイツの動物園にいたメスゴリラのガーナが、死んでしまった生後3カ月の息子の体を信じられないといった様子で両手でつかみ、さらにずっと背中にのせて離さずにいた姿をとらえた写真が世界中に報じられ、涙を誘った。

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 また、英霊長類学者のジェーン・グドールは、その著書『心の窓 チンパンジーとの30年(原題:Through a Window)』のなかで、母親を亡くしたオスのチンパンジーのフリントが、悲しみのあまり徐々にうつ状態に陥り、食事を摂らなくなり、やがて衰弱して死んでいく様子を克明に記している。

仲間の死を悼む行動で示す動物たち


 ほかにもアシカやイルカ、ヒヒやオオカミ、ラマ、カササギ、ハイイロガンなどが仲間の死を悼む行動を示していることが、動物行動学者たちによって記録されている。

 動物が仲間の死を悼む理由について、まだはっきりしたことはわかっていない。そうすることで、群れや集団内の地位の入れ替えをうながしているのかもしれないという説や、残された者同士の結束を深め、集団の繁殖と存続を図っているのではないかとする説がある。


via:psychologytodaytranslated mallika



 我々に最も近い動物である犬も、飼い主が亡くなった場所から離れなかったり、飼い主が埋葬された墓のそばを離れないといったニュースを良く耳にする。

 動物だって仲間がいなくなったら悲しいのだ。悲しすぎて時にはおかしくなるほどに、切なくってどうしていいのかわからなくなっちゃう時もあるのだ。

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