パパスの仇・ゲマに敗北する屈辱に耐えられない!? 『アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストV 天空の花嫁』(スクウェア・エニックス)

【見ただけで絶望】強すぎて怖すぎたドラクエの敵たち(5枚)

ここで会ったが100年目! 実は勝てちゃう「負けイベント」

「ドラクエ」シリーズには、ストーリーの都合上、勝つことが不可能な「負けイベント」と呼ばれる戦闘があります。

 基本的には倒せない相手になっており、そのバトルに負けてもストーリーは進行するので問題はありません。しかし、人並み外れた努力を重ねることで、実は勝利することもできる「負けイベント」が存在することをご存知でしょうか。

 あまりにも悔しい「負けイベント」として有名なのが、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の「ゲマ戦」です。ゲマは卑劣かつ残虐なやり口で主人公の父・パパスを焼き殺し、多くのプレイヤーにトラウマを植えつけました。

 そのゲマと初対峙するのは主人公の幼年時代です。このときのゲマは圧倒的に強く、そのうえ毎ターンHPを100も回復するので、普通なら勝ち目はありません。それにゲマに負けてもストーリーは進むので、いわゆる「負けイベント」だと誰もが思ったことでしょう。

 しかし、途方もない労力を費やすことで、SFC版、リメイク版ともに、このときのゲマを撃破することは可能となっています。

 その勝ち方はいたってシンプルで、主人公のレベルを最大まで上げて、「てつのつえ」を装備して戦うだけです。攻撃力だけを見ると、この段階の最強武器は「チェーンクロス」ですが、会心の一撃による上振れを考慮すると「てつのつえ」の方が勝つ可能性が高まります。

 最高レベルの主人公の会心の一撃が出れば、280前後のダメージが入るため、運任せで殴り続ければ、いつか勝利を掴むことができます。主人公のMPが尽きてベホマが使えなくなるのが先か、ゲマが倒れるのが先か、まさに紙一重の勝負になります。

『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』の「負けイベント」である「スイフー」戦、「イノップ&ゴンズ」戦も、PlayStation版であれば勝つことが可能です。どちらも過去のダーマ地方で初対峙し、連続で敗北を味わうことになる嫌な展開でした。

 スイフー戦は、プレイヤー側のレベルを70くらいまで上げることにより勝つことが可能です。ゲマと同様に毎ターンごとにHP100の自動回復がありますが、このくらいのレベルになれば、ひたすら攻撃するだけでなんとかなります。

 そしてイノップ&ゴンズ戦のほうは相当厳しいのですが、こちらも理論上は勝利可能です。戦闘中に使うと回復効果のある「奇跡の石」を入手できるタイミングなので、これをマリベルに持たせれば長期戦でも耐えやすくなります。

 とはいえ、こちらの戦闘はレベルが上限に達した状態でも苦戦を強いられますが、回復を怠らずに戦線を維持できれば勝機はあります。



リメイク版ならキングレオを倒すことが可能に 画像は『アルティメット ヒッツ ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(スクウェア・エニックス)

(広告の後にも続きます)

公式からの挑戦状? リメイク版で撃破可能になった「負けイベント」

 最後に取り上げる「負けイベント」は、『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』の「キングレオ」戦です。キングレオとは、4章のボスキャラとして対峙することになります。

 ファミコン版のキングレオは、毎ターンHP999の自動回復が入るため、倒すには1ターンで999以上のダメージを与える必要があります。この戦闘の段階でそれだけのダメージを与える武器は入手できないので、ファミコン版のキングレオは事実上倒すのは不可能でした。

 しかし、リメイク版『ドラクエ4』のキングレオは大幅な下方修正が施されています。HPの自動回復量は100に低下しており、2回行動も1回行動に減らされていました。

 このリメイク版での弱体化により、レベルを最大まで上げたうえで、バギクロスやメラゾーマで削っていけば倒すことが可能です。ただし、キングレオのMPは無限なので、ベホマで回復されると非常に厳しいことには変わりありません。

 これらの「負けイベント」に万が一勝利できたとしてもストーリーになんら変化はなく、完全に自己満足の世界です。もし実際に挑戦するとなると間違いなく膨大な時間と労力を費やすことになるので、覚悟して臨みましょう。