TVアニメ『呪術廻戦』第2期の最新話・第9話(第33話)「渋谷事変 開門」では、五条悟と呪霊たちの激戦が展開。中村悠一さんがさまざまな声で魅せた“五条無双”と、夏油傑役・櫻井孝宏さんの演技が「鳥肌」と反響を呼びました。SNSの感想とともに、話題になった点を振り返ります。

※記事の性質上、物語の内容に触れています。

アニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」メインビジュアル

五条無双が迫力…!中村悠一が演じる声のトーンも良き。

パニックになった一般人があふれる駅で、呪霊の漏瑚・花御を迎え撃つ五条。最強の呪術師として知られる五条ですが、今回は呪術と同じくレベル違いの体術で敵を驚かせます。

嬉々として腕をへし折ったり体ごと投げつけたり、その暴れっぷりはまさに無双。「最高に狂った顔」「ゲスくて好き」「こんな五条先生も沼」などの感想があふれ、一部のファンには「(敵が)うらやましい」「代わって!」と言わせるほどでした。

 

同時に、中村悠一さんの声の演技にも「底知れない怖さと頼もしさ」「想像以上に五条悟だった」「怒り、煽り、動揺、どの声も好き」と反響が。特に「せーのっ」「ここ、弱いんだって?」のセリフはリピート再生してしまった人も多いようです。

一方、人々の悲鳴の中で五条が静かにこぼした「ごめん。全員は助けられない」には、「打って変わって静かなトーンがつらい」「普段は冷静な五条先生の、人への慈悲を感じる」といった反応が。

中村悠一さんが表現するさまざまな五条悟が、最初から最後まで見る者を釘付けにしました。

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偽・夏油の「キッショ」に反響。演じ分けが素晴らしい

そしてもうひとり話題を呼んだのが、夏油を演じる櫻井孝宏さん。駅のホームで五条の前に現れた、袈裟姿の男。五条の目は彼が夏油傑であると判断しますが、「俺の魂がそれを否定してんだよ」と怒鳴ります。

 

頭をフタのように開き脳みそを見せながら「キッショ。なんでわかるんだよ」と笑う、偽の夏油。夏油のふりをして現れた時の「や、悟」という優しげな声から、本性を現したようなゲス声に。

この櫻井さんの見事な演じ分けに「さすが」「鳥肌」と称賛が集まりました。特に「キッショ」については、「完璧な演技」「途中からちゃんと別人の声になってるのよ…」「優しく、艶かしく、時に気持ち悪く…」「この“キッショ”ができるのは櫻井孝宏しかいない」というコメントも。

五条の反応についても、「夏油を見た瞬間、なんとも言えない顔してて泣きそう」「こんな再会ひどすぎる…人の心はないのか!」と胸を傷めた人が多数。特に五条の一人称が高専時代の“俺”に戻る描写にグッと来た、という声が多く上がっていました。

 

獄門疆(ごくもんきょう)に五条が捕われた後はSNSで「五条悟封印」がトレンド入りし、「これでしばらく五条先生と会えないの……?」「つらすぎる!」「五条推しが何したって言うんだよ」と五条ファンから悲鳴があがりました。

次回サブタイトルは「昏乱」。五条が封印されたという報せを受けた生徒たちや術師たちの動きに注目です。

(執筆:ナツキ)