実写「リトル・マーメイド」アースラの“哀れな人々”吹替版ミュージッククリップ公開! 木村昴ら出演イベントのTikTok独占ライブ配信も

ディズニー最新作『リトル・マーメイド』(2023年6月9日ロードショー)より、アースラが歌う楽曲「哀れな人々」の吹替版ミュージッククリップが公開。さらに、6月6日に吹替版声優陣が生パフォーマンスする「『リトル・マーメイド』フェス」のTikTok独占ライブ配信も決定した。

本作は、1989年にアメリカ、1991年に日本で公開され、後に『アラジン』『美女と野獣』の誕生へ続くきっかけとなった名作アニメーション『リトル・マーメイド』の実写映画化作品だ。

全米では現地時間5月26日に公開を迎え、2週目となる興行収入は約1億8,600万ドル(日本円で約260億円)を記録。2019年に公開された『アラジン』を超え、全米No.1の特大ヒットスタートとなり、全米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では95%という高得点をマークしている。

今回、“ヴィラン”アースラが劇中で歌う「哀れな人々」の吹替版ミュージッククリップがお披露目に。歌唱を担当しているのは、1992年に久保田利伸のバックグラウンドヴォーカリストとしてプロデビューし、その後舞台『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』『レ・ミゼラブル』といった舞台、映画『キャッツ』『2分の1の魔法』の吹替版にも出演する浦嶋りんこだ。
アリエルを言葉巧みに誘惑し、自分の思うままに操ろうとするアースラのずる賢い一面が感じとれる同楽曲を妖艶に歌い上げた。

本作を手掛けたロブ・マーシャル監督は、アースラのキャラクター性について「ファニーだが気まぐれで怒りっぽく執念深いキャラクターであるばかりでなく、心に傷を抱えている」と説明。映像の中では自分の世界に浸り、ご機嫌に歌い回っている様子のアースラだが、彼女がもうひとつの表情を隠し持っているという。

さらに「彼女が何者で、なぜヴィランであるのかを、観客は理解できるはずだよ。どんな映画であれ、どんな物語であれ、それに登場するヴィランが何者であり、いかにしてそうなったかが分かることが大切なんだ。本作では、それにうまく成功することが出来た。このキャラクターに多面性を与えることが出来たと思うよ」と、アニメーション版以上に、観客が共感できる一面を携えた深みのあるキャラクターだとも明かしている。
本作のアースラはどのような魅力を纏ったキャラクターにアップデートされているのか、そしてアリエルの物語をどうかき乱していくのか、注目したい。

なお、吹替声優陣が本作のミュージカルナンバーを生パフォーマスする「『リトル・マーメイド』フェス」が、6月6日18時より開始。この模様をTikTokで独占ライブ配信する。
アリエル役の豊原江理佳は「パート・オブ・ユア・ワールド」、セバスチャン役の木村昴は「キス・ザ・ガール」、そしてエリック役・海宝直人は実写版で誕生する新曲「まだ見ぬ世界へ」を初披露するほか、人気楽曲「アンダー・ザ・シー」もパフォーマンス予定だ。

『リトル・マーメイド』は、6月9日より日本国内でロードショー。

原題:The Little Mermaid 
監督:ロブ・マーシャル 音楽:アラン・メンケン&リン=マニュエル・ミランダ 
出演:ハリー・ベイリー メリッサ・マッカーシー ジョナ・ハウアー=キング ハビエル・バルデム配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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