声優・細谷佳正が「異例中の異例」驚きのアフレコ秘話を明かす! DC最新作「ザ・フラッシュ」試写会レポ

DCの最新作となる超速タイムループ・アドベンチャー『ザ・フラッシュ』が、6月16日に日米同時公開を迎える。このたび、DCファンに向けた日本最速試写である“超速試写会”が実施され、主人公フラッシュの吹き替えを務める声優の細谷佳正、芸能界の“DC ファン代表”であるFUJIWARA の藤本敏史、芸能界きっての映画好きのこがけんらが登壇した。

本作の公開を今か今かと待ちわびているDCファンが大勢駆けつけ、熱気に満ちた会場にはまず、本作の主人公で“地上最速ヒーロー”のフラッシュのコスプレを身にまとった FUJIWARA 藤本とこがけんが登場した。DCU(DC ユニバース)の起点となる作品と位置付けられている本作の主人公フラッシュになった心境について、藤本が「テンション上がりますよ。これを着てれば100m10秒切れるんちゃうか!?」と嬉しそうに語ると、こがけんは「正直言うと、脇の血が止まりそうです」とコメントし笑いを誘う。また、一足早く作品を観賞したという藤本が「映画を見ながらついつい『えぇ~っ!?』とか『うわぁ!!』って声が出てしまう。それくらい感情を揺さぶられましたね。ヒーロー映画史上最高傑作です!」と力強く本作の感想を語ると、会場のDCファンたちからは大きな拍手が沸き上がった。

さらに、こがけんは「ヒーロー映画って“掴み”の映像に命をかけてるじゃないですか。本作の掴みは、皆さんのハードルを越えてくると思います」とコメント。「フラッシュの“速さ”の表現も今までで一番素晴らしい映像なんです。映像革新が起きています」と続けると、藤本もまた「本当に、今まで見たことのないような映像ばっかりでした!!」と大興奮で語り、迫力満点で圧巻の映像をいち早く劇場で見に行ってほしいと熱く訴えかけた。

そしてイベントには、フラッシュの日本版吹替声優を務めた細谷佳正もサプライズで登壇した。別の世界線に存在する二人のフラッシュを演じ分けるという、難易度の高い“一人二役”に挑戦した細谷は「2時間程度の映画で主人公の吹替えをする場合、普通だいたい6時間くらいで収録が終わるんです。でも今回は、バリー・アレン=フラッシュが2人出てくるので、収録に丸2日もかかりました」と語り、長時間にわたった異例の収録を振り返る。

また、フラッシュを演じた主演エズラ・ミラーが20回以上のテイクでもまだ納得しなかったというエピソードを明かしながら「本人がそれだけこだわっていた。だからアメリカの製作陣も吹替えにこだわっていて、アフレコ初日に2人のフラッシュが絡んでいるシーンを一気に収録して、その音声をアメリカに送るボイステストまでありました」と、本作ならではのこだわりを語り、会場を驚かせた。

イベント終盤、ステージ上にはフラッシュやバットマン、スーパーガール、ワンダーウーマンやアクアマンなど、DCの大人気キャラクターのコスチュームをまとったコスプレイヤーが大勢駆けつけ、会場は大盛り上がりとなる。また、会場に集まったファンへのプレゼント抽選会も開催された。

最後には、こがけんが「洗練されたヒーロー映画の皮を被った、フラッシュの成長物語であり、親子の映画なんです。ここが一番の見どころです」と語ると、藤本も「この人が!?っていうサプライズが本当にたくさん詰め込まれています」とサプライズでいっぱいの本作への期待感を煽る。細谷は「映画って掴みが本当に大事ですが、この映画は『掴みのシーンでこんなに贅沢なの!?掴みがこれなら最後どうなっちゃうんだろう!?』と思うと思います。アトラクションのような、遊園地のような、楽しめる作品です」と締めくくり、イベントは大盛況のなかで幕を閉じた。

時空を超えてDCヒーローたちが交錯する、超速タイムループ・アドベンチャー映画『ザ・フラッシュ』は6月16日より日米同時公開される。

『ザ・フラッシュ』
6月16日 世界同時公開
吹替版同時上映 4D/Dolby Cinema/IMAX (一部劇場を除く)
監督:アンディ・ムスキエティ(『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(17))
出演:エズラ・ミラー/ベン・アフレック/マイケル・キートン/サッシャ・カジェ/マイル・シャノン
配給:ワーナー・ブラザース映画
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