アニメ最新シリーズをまとめた『ドラゴンボール超 TVシリーズ コンプリートBlu-ray BOX 下巻』(Happinet)

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ニートのイメージがあるのは「働く暇」がなかっただけ?

『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空といえば、常に敵と戦っているイメージがありませんか? バトルマンガの主人公としての宿命かもしれませんが、普通に働いているイメージがなく、ときにはニートと言われることもあるようです。そんな悟空について、ネット上で「本業は農家だった」と話題になっていました。

『ドラゴンボール超』では、農業に精を出す悟空の姿が描かれています。作業着に長靴、首にタオルを巻いた姿は、農家の人そのものでした。悟空が作る野菜は人気があるようで、自分でトラックを運転して、収穫した野菜を卸す様子も描かれていました。悟空が働いていることに驚きつつも、ネット上では「農家が似合いすぎる」「農業やるには十分すぎるフィジカル」と納得の声があがっています。

 また、悟空の働いている姿が描かれたことで「ベジータは働かないから、悟空の方がいい旦那なのでは?」という意見も出ています。ブルマの夫というベジータの立場から、「カプセルコーポレーションの取締役員でいいのでは」「ホイポイカプセルの飛行機や潜水艦のテストパイロットに丁度いい」といった予想も立てられているようです。ベジータは、悟空と同じく戦っている姿の印象が強く、普通の職業ではしっくりこないのかもしれません。

 悟空とベジータのどちらがいい旦那なのかという判断は、何をもって「いい旦那」とするかで変わりそうです。『ドラゴンボール超』で、修行よりも出産間近のブルマを優先したベジータについて「家族が一番大事な男」「常に家庭を優先する最高の旦那」と評価する意見もあります。仕事をしているというだけでは、「いい旦那」かどうか決まらないのでしょう。長年のライバルである悟空とベジータの勝負は、こんなところでも繰り広げられているようです。

 ちなみに悟空は亀仙人のもとで修行していたころ、牛乳配達や畑仕事、工事現場のアルバイトといくつかの仕事をしていたようで、悟空本人に仕事をすることへの抵抗感はなさそうでした。「長年ニートのイメージがあったが、地球がピンチで働いている暇がなかっただけだよね」という意見の通りなのかもしれません。