
田村由美原作による実写映画「ミステリと言う勿れ」の新キャストが発表された。

9月15日に公開が決定した映画「ミステリと言う勿れ」。今回の映画では、広島に訪れた整が代々遺産を巡る争いで死者さえ出るといういわくつきの名家・狩集家の遺産相続問題に巻き込まれる、通称「広島編」が展開される。
新たに出演が発表されたのは5人。自らも相続人で整を巻き込んでいく言わば「広島編」のヒロイン・狩集汐路役は原菜乃華、汐路のいとこで同じく相続人の1人・赤峰ゆら役は柴咲コウ、狩集家お付きの弁護士の孫であり、汐路の初恋の相手でもある車坂朝晴役は松下洸平が演じる。また汐路、ゆらのいとこで同じく狩集家の遺産相続候補者の1人・狩集理紀之助役は町田啓太が担当。汐路、ゆら、理紀之助のいとこで、同じく狩集家の遺産相続候補者の1人である波々壁新音役は萩原利久が務める。5人からは出演にあたってのコメントが寄せられた。
さらに映画のポスタービジュアルも公開。菅田将暉演じる整の顔がアップで登場し、おなじみのパーマヘアには同作のキーワードとなる「鬼」「蔵」「遺産」の文字と、広島の観光名所・宮島の厳島神社を想起させる大鳥居が絡まっている。
柴咲コウ(赤峰ゆら役)コメント
以前から原作を読み楽しませていただいていたので、今回その物語の中に入り込めるのだということにとてもワクワクしました。原作ではクールな印象のゆらさんでしたが、今回の撮影では感情の起伏多めで演出していただきました。原作の雰囲気は守りつつ映画ならではの楽しみ方ができるのではないかと思います。
クランクインが狩集家遺言状申し伝えのシーンで、ロケ場所の雰囲気とも相まってとても厳粛な空気が漂っていましたが、その後の撮影ではそれぞれの役者さんがとてもフレンドリーでとても安心できました。特に、待ち時間の共演者の方々との深夜のゲームが忘れられません。
一人一人の役者さんが丁寧に、それぞれの役を見つめ構築していったことにより、物語の緻密さを欠くことなく最後まで1カットずつシーンを重ねられたように思います。
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松下洸平(車坂朝晴役)コメント
演じるのが楽しみな役を頂き、監督や共演者の皆さんとのやり取りの中で、新しい朝晴の感情を引き出して頂きました。
ミステリの撮影がある日は、ちょっとワクワクしていた自分がいます。
初めましての方ばかりでしたが、芝居のことや他愛のない話をたくさんしました。
数週間の撮影でしたが、とても濃い時間を過ごさせていただきました。
原作を読まれた方もそうでない方も楽しんで頂けると思いますので、是非劇場でお会いしましょう!