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【画像】貴重なグラサン&スーツ姿? 片腕でも何でも似合うシャンクス(5枚)

いまだに謎が残るシャンクスの左腕!

『ONE PIECE』のシャンクスは過去に、ルフィを海王類から助けた際に左腕を失いました。その相手は、第1話で成長したルフィに一撃でやられた「近海の主」です。SNS上ではそんな、「雑魚相手にシャンクスが左腕をくれてやった理由」について、多くの仮説があげられています。

※この記事では『ONE PIECE』未アニメ化の内容を含みます。

 シャンクスは、左腕を失った理由を白ひげに聞かれた際「新しい時代にかけてきた」と発言していました。ネット上でも「ルフィをただ助けるだけじゃ成長しないから、わざと自分の身体の一部を引き換えにしたのかも」「将来的にはルフィが『ジョイボーイ』となって、政府からの支配を解き放ってほしいと思っているからじゃない?」などのコメントがちらほら見られます。

 近年、第1話でルフィが食べた「ゴムゴムの実」が特別な悪魔の実であることが明らかになり、さらにシャンクス率いる赤髪海賊団がルフィが住むフーシャ村に来る前に、政府の護送船を襲って、「ゴムゴムの実」を奪っていたことも判明しています。その「ゴムゴムの実」をルフィが食べたのが、偶然か、シャンクスの思惑なのかは不明ですが、「世界を変える力を持つ実を食べたルフィを海賊として目覚めさせるために、ただ救うだけじゃなく、自分を犠牲にした」と考える考察が増えているようです。

 そのほか、「シャンクスは『天竜人の証明チップ』を失ったことにするために、わざと左腕を食われた」という、興味深い説もあります。シャンクスは「世界会議編」で、なぜか聖地マリージョアにて秘密裏に五老星と面会しており、特別扱いを受けていることが明らかになりました。そのため、「シャンクスは天竜人」説が生まれたのですが、そこから今回の考察も発生しています。

 元王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴは幼少時、父・ホーミング聖の「人間宣言」のせいで天竜人の地位を奪われていますが、それが描かれた過去編にて、ホーミング聖が世界政府の人間から「天竜人の証明チップを回収します」と言われる場面がありました。セリフだけでこのチップがどんなものかは描かれていませんが、もしかすると「体内に埋め込むタイプの、位置情報を知らせるマイクロチップ」の可能性もあります。世界政府や海軍が絶対に保護しなければならない天竜人の立場を考えたら、ありそうな機能です。「証明書のようなものなら、『カード』って呼ぶ方が自然だし、『チップ』なら体内に埋め込むイメージ」と考える人もいました。

 この仮説の元、「シャンクスは新時代(ルフィの存在)にかけることを決意し、世界政府の監視下から逃れるために敢えて『チップの埋め込まれた左腕』を近海の主に食べさせた」という説があります。わざわざ食べられる必要があった理由は、「事故的に失ったことにすれば、五老星への言い訳になる(天竜人の地位を失わない)」「取り出す方法が分からなかった」など、いろいろ考えられますが、まだ断定はできません。シャンクスは赤ん坊の時に、天竜人もいたという「ゴッドバレー」で、海賊王になる前のロジャーに拾われているため、「天竜人説」は濃厚ですが、その場合、彼がどのタイミングで自分の出自に気付いたのかも気になるところです。

 1054話では久々に登場したシャンクスが幼少期のルフィと過ごした日々を回想し、「近海の主」の口が迫るなかで、うっすらと笑みを浮かべている様も描かれています。その笑みが「新時代にかける期待」ゆえか、「世界政府の監視からおさらばできる」からか、はたまた別の理由なのかはまだ分かりませんが、とにかく「シャンクスはわざと左腕を失った」可能性が高そうです。真相が明らかになり、ルフィとシャンクスが再会する日が待ち遠しいですね。