アニメ『ドラゴンボール超』ビジュアル (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

【画像】悪役同士がぶつかり合うシーンを収録

どちらが勝つか予想がつかない、敵同士のバトル

「週刊少年ジャンプ」のバトルシーンといえば、主人公が戦う姿をイメージする人が多いでしょう。しかし意外にも物語のなかで盛り上がりを見せるのが、どちらが勝つか予想がつかない敵同士のバトルです。そこで今回は、「週刊少年ジャンプ」掲載作品から、印象的な敵同士のバトルについて紹介します。

 まずは『ドラゴンボール』のベジータとフリーザの側近・ザーボンによるバトルから。バトル開始時はベジータが優勢でしたが、ザーボンが真の力を発揮させたことで展開は大きく変わっていきます。エネルギー弾を放つベジータ、対するザーボンも醜い姿になるのを避けるために長年眠らせていた真の力を発揮させるなど、激戦を繰り広げる姿にネット上では「目つぶしで攻撃するとか、本気で戦ってる感があって良いバトルだった!」との声があがりました。

『ONE PIECE(ワンピース)』のクロコダイルとドンキホーテ・ドフラミンゴのバトルも印象的です。両者の戦闘力は、同じ王下七武海でもあったためほぼ同等といえるでしょう。頂上戦争でぶつかりあうシーンに「一瞬のバトルだったけど、両方とも格を下げなかった」「ふたりの会話がかっこいいんだよね」と高く評価する声があります。

 ほかには因縁のある敵同士のバトルシーンも。『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の人気敵キャラ・ヒソカ=モロウは、幻影旅団の団長であるクロロ=ルシルフルと戦うために旅団に入団しました。念願かなって対決するシーンでは、肉体や能力だけでなく戦略のハイレベルさも大きな話題に。団長が実は団員と共闘していたという説もあり、その後のストーリーにも大きな影響を与える一戦になりました。

 また『NARUTO-ナルト-』では、兄弟同士であるうちはサスケとうちはイタチが戦うシーンに「つらすぎて泣いてしまった」と感動の声が。他にも『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のハドラーとバーンの戦いも印象的です。大魔王のバーンに対して、部下である魔王のハドラーが「オレをなめるなァッ!!!」と反逆する場面は作中屈指の名シーン。「プライドと意地をかけてぶつかっていく姿がかっこよすぎる!」と、興奮の声が多数あがっていました。