小学生のバイブル「月刊コロコロコミック」 画像は最新の2023年1月号(小学館)

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「コロコロ」で何十年と連載は可能?

「週刊少年ジャンプ」の最長連載記録を保持している作品といえば、ご存知『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(著:秋本治)です。1976年から2016年と実に40年もの長期にわたり、休載することなく『こち亀』は「ジャンプ」の屋台骨として時代と並走し続けました。こうした文面の情報だけでも背筋が伸びる思いです。

 ちなみに第2位は1997年に連載開始の『ONE PIECE』(著:尾田栄一郎)です。こちらはすでに物語はクライマックスに向かっている最中ということで、『こち亀』以上の長期連載を期待することは難しいでしょう。

 さて「ジャンプ」の最長連載記録が『こち亀』であることは誰もが知っているところですが、「月刊コロコロコミック」で最長連載記録を保持している作品は何なのでしょうか?

「コロコロ」は1977年の創刊時より「小学生の男子」をターゲットに絞った作品を連載し続けています。そのため「ジャンプ」と違い読者が一定の年数で入れ替わるという児童雑誌ならではの宿命を背負っています。そうしたなかで、何十年にもわたり連載をし続けるのは極めて難しいように思えます。

 例えば『ドラえもん』(著:藤子・F・不二雄)はどうでしょうか。何誌にも渡り同時連載されていた『ドラえもん』ですが、その連載期間は1970年代から80年代半ばにかけてと長期です。とはいえ、こと「コロコロ」となると掲載されていたのは主に「大長編」であり、今回のテーマには合致しないのです。

 天下の『ドラえもん』が違うとなると、やはり「コロコロ」で何十年にもわたり連載を持つことなど不可能に思えてきますが……これがありました。

 そのタイトルこそ『スーパーマリオくん』(著:沢田ユキオ)に他なりません。

 言わずと知れた「コロコロ」の看板ギャグマンガですが、連載開始は1990年11月号から。実に30年以上にわたり、小学生男子を笑かし続けているレジェンド作品です。『マリオくん』は新しいマリオのゲームがリリースされるたびに新章に突入するシステムのため、冒頭の「読者卒業」の懸念も少ないといえます。

「マリオ」が続く限り『マリオくん』も続く……そして連載年数において『こち亀』を超える日も決して遠くはないのです。