「Portrait.Of.Pirates ワンピースシリーズNEO-EX “黒ひげ”マーシャル・D・ティーチ Ver.1.5」(メガハウス)

【画像】「悪魔の実の能力を奪われる」=死亡!黒ひげ海賊団の被害者たち(7枚)

ついに判明? 黒ひげ海賊団メンバーの強さ

※この記事は『ONE PIECE』の単行本未収録、未アニメ化の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

 大人気マンガ『ONE PIECE』は最終章に突入して、さまざまな衝撃展開を見せています。そして、ついに「ラスボス説」もうわさされる、黒ひげ海賊団のメンバーが持つ悪魔の実の能力が明かされ、話題になりました。黒ひげ海賊団は今や、「十人の巨漢船長」がそれぞれ隊を率いる巨大勢力ですが、今回は海賊団のオリジナルメンバーの部下4人の悪魔の実の能力について紹介します。

 黒ひげ海賊団は、「黒ひげ」ことマーシャル・D・ティーチが率いる海賊団で、悪魔の実の能力者からその力を奪う、「能力者狩り」を行っていることでお馴染みです。船長・黒ひげも、白ひげ海賊団の船長エドワード・ニューゲートから、地震を引き起こす「グラグラの実」の能力を奪い、「ヤミヤミの実」と「グラグラの実」のふたつの力を手にしたことで知られています。

 そして、1063話で起きた「黒ひげ海賊団vsハートの海賊団」の戦いで、新たに黒ひげの最初の部下3人の能力(「能力者狩り」で身につけたもの)が明らかになりました。まずは、船医で九番船船長のドクQの能力「シクシクの実」です。「シクシクの実」は相手に病を感染させる力があり、医者であるドクQらしい能力と言えるでしょう。ネット上でも、「ドクQに『シクシクの実』は納得」「見た目通りの能力のいやらしさ」との声が上がっています。

 続いて、狙撃手で三番船船長のヴァン・オーガーは「ワプワプの実」の能力者です。瞬間移動、すなわちワープの能力は、遠方から攻撃する狙撃手にとっては、とても使い勝手の良い能力のため「狙撃手がワプワプは強すぎるだろ」と、こちらも話題を呼んでいます。自分が移動できるだけでなく、他人の位置も変えることが可能で、オーガーのもともとの狙撃の腕も相まって「チート過ぎるのでは」と言われているようです。

 そして、一番船船長兼操舵手のジーザス・バージェスが持っている能力は、超怪力になれる「リキリキの実」だったのですが……、バージェスはもともと「チャンピオン」の異名を持つ大男で、すさまじい怪力の持ち主です。ファンの間では「もともと怪力のバージェスの力を何倍にもできるなら、彼にピッタリの能力」との意見もある一方、「すでに怪力なのに『リキリキの実』?」「力自慢のバージェスに食べさせるべきではなかったのでは? 相手の動きを止めるタイプの能力にしていれば、怪力をぶつけやすくなったのに」など、もともとの素質と悪魔の実の組み合わせに、疑問の声も出ているようです。

 ちなみに、「鬼保安官」の異名を持つ航海士兼五番船船長のラフィットは、まだ能力が明かされていません。黒ひげ海賊団がインペルダウンを襲撃した時、に腕を翼に変える描写があったこと、催眠術を得意としていることから、ゾオン系の「幻獣種」ではないかという説もあるようですが、それが明かされるのはまだ先になりそうです。

 古参メンバーの4人の他、アブサロムから奪った「スケスケの実」の能力を持つシリュウ、「イヌイヌの実 モデル『九尾の狐』」の能力者カタリーナ・デボン、大酒のバスコ・ショットなど、黒ひげ海賊団の幹部たちはひと癖もふた癖もある強者揃い。さらに、元海軍大将で「ヒエヒエの実」の能力を持つクザンも、黒ひげ海賊団に加わっていることが明らかになりました。「恐ろしすぎる勢力」「死角ないんじゃないか」「でも今となっては『覇気』の方が大事だけど、黒ひげ海賊団のメンバーはどれくらい鍛えてるんだろう」など、さまざまな意見がありますが、その実力の全貌はいつ明らかになるのでしょうか。