子供の「お願いの言葉」について描いたマンガのカット(西野みや子さん提供)

【マンガ】「ちょっとだけ」「いっこだけ」「だっこしてあげる」2歳息子の「交渉術」でパパママは大変? でも「かわいすぎ」 本編を読む

「高い高いはもうおしまい!」と言われた息子の言葉とは?

 子供の「お願いの言葉」について描いたマンガが、Instagramで合計1000弱のいいねを集め、話題となっています。パパに「高い高い」をしてもらっていた2歳の息子。疲れたパパに「もうおしまい!」と言われたとき、もっと遊んでほしい息子は……という内容で、「言葉遣いがたまらない」などの声があがっています。

 また、抱っこしてもらいたいとき、「抱っこしてほしい」ではなく、「抱っこしてあげる」という息子の言葉の選びかたにも「かわいい!」「癒やされる」と反響がありました。

 このマンガを描いたのは、イラストレーター兼漫画家の西野みや子(ペンネーム)さんです。企業タイアップマンガの制作などを手がけるほか、TwitterInstagramで育児マンガなどを発表しています。西野みや子さんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?

 本格的にマンガを描くようになったのは、息子が生まれてからです。息子の成長記録を残しておきたくて、描き始めました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 覚えたての言葉で一生懸命伝えようとする息子の様子を、描きとめておきたかったからです。

ーー今までは、「交渉」はなかったのでしょうか。

 今までは嫌がって泣くことはあっても、交渉はありませんでした。

ーーこの交渉の仕方は、誰かの真似でしょうか?

 明確に誰というのは分かりませんが、夫や私の言葉を学習しているようです。

ーー「抱っこしてあげる」は、いつもみや子さんが言う言葉だったのでしょうか?

 私が言っている言葉だと思います。

ーーなぜこのときは、ママを「抱っこしたい」と思ったのでしょうか?

 セリフごと覚えてしまっているからなのですが、「自分が抱っこされると母も喜ぶ」と思っていそうです。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?

「~してあげる」発言や、トントンしてくれることに、共感の声が寄せられていました。

ーー現在取り組んでいる創作活動について教えて下さい。

 現在は育児マンガだけではなく、自分自身のエッセイマンガを描いています。また、子供用ハーネスを作成中なので、SNSをチェックしていただけるとうれしいです。