果たしてコングは最終章でその強さを見せるか?(画像:写真AC)
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実力未知数の世界政府全軍総帥・コング
「週刊少年ジャンプ」で連載中の大人気マンガ『ONE PIECE』ですが、ストーリーが最終章に突入しても強さが未だ謎に包まれているキャラクターも存在します。なかでも、「実は最強なのでは?」といった噂が絶えないのが「コング」です。
コングは「世界政府全軍総帥」として、第594話に登場しました。世界政府全軍総帥とは、海軍だけでなく、司法の島エニエス・ロビー、諜報機関サイファーポール、王下七武海などあらゆる軍事力を統括する立場です。武力をまとめる地位に必要なものとして、「強さ」は欠かせない要素でしょう。
コングはかつて、海軍元帥の地位に就いていました。その海軍元帥の地位はセンゴク、そしてサカズキ(赤犬)が継いでいます。センゴクはガープとともに「ロジャーの時代から海軍を前線で引っぱってきた」存在で、サカズキは「海軍本部の最高戦力」と称されるほどの存在です。とくにサカズキは対立したクザン(青キジ)との一騎打ちに勝利したことで、元帥の座に就きました。ロジャーの時代に海軍元帥を努めたコングも、センゴクやサカズキと同等かそれ以上の強さを持っていたとも考えられます。
またコングという名前や、筋骨隆々な見た目もヒントになりそうです。まず連想されるのが、巨大な猿「キングコング」でしょう。ルフィの必殺技にも、「猿王銃(コングガン)」という大技があります。ネット上では「コングは『サルサルの実 モデル『キングコング』(幻獣種?)』の能力者だと思う」と予想する人も……。覇気だけでなく悪魔の実の能力も使いこなすのであれば、世界政府最強という呼び声も大げさではないかもしれません。
とはいえコングはセンゴクやガープより年上だと思われます。センゴクもガープも70代後半で、年齢による影響があることは否めません。ネット上では「全盛期ならめちゃくちゃ強かったはずだけど、今はもう衰えてそう」「いや、今でも世界政府の最強の砦としてルフィたちの前に立ちはだかるはず」「センゴクよりは強いでしょ」など、議論は熱を帯びていくばかりです。最終章での再登場と活躍に、期待が集まっています。