実は歴代発行部数2位!『ゴルゴ13』205巻(小学館)

【画像】アニメ化も決定、確かにタイトルが気になる作品(6枚)

売れてるマンガとタイトルの関係性

 世の中には多くの人気マンガが存在しますが、その共通点としてネット上で密かに話題になっている説があります。それは「人気なマンガのタイトルはシンプル」というものです。確かに人気のライトノベルや人気映画と比較すると、単純なタイトルのものが多いかもしれません。そこで今回はタイトルがシンプルな人気マンガにフォーカスしてみます。

 まずは、歴代発行部数が最も多い作品から見ていきましょう。1997年の連載開始から常に高い人気を誇るロングシリーズである『ONE PIECE(ワンピース)』は、2022年に全世界発行部数5億部を突破しました。まさに少年向けマンガの最高峰とも言える作品ですが、タイトルはいたってシンプルです。ネット上では「ベタで覚えやすいけど、オリジナリティがあるタイトルで完璧!」「ひとつなぎの大秘宝と書いてワンピースと読むのが好き」と好評の声が寄せられていました。ちなみに『ONE PIECE』は主人公であるルフィの冒険の目的と言えますが、目的をタイトルにした作品が他にも存在します。それは『ドラゴンボール』です。こちらも歴代発行部数第3位を誇るレジェンド級の作品となります。

 続いて紹介するのは歴代発行部数第2位である『ゴルゴ13』。国籍・年齢・本名すべて不明の超A級スナイパーの話ですが、シンプルに主人公の呼び名がタイトルになっています。このタイプのタイトルのマンガとして有名なのは、『名探偵コナン』や『NARUTO-ナルト-』です。どちらも歴代発行部数は2億部を超えており、超ヒット作品と言えるでしょう。今まで紹介した『ONE PIECE』・『ゴルゴ13』・『ドラゴンボール』・『名探偵コナン』・『NARUTO-ナルト-』が歴代発行部数トップ5作品となりますが、なんとタイトルはどのマンガもシンプルです。

 他にもネット上では「『寄生獣』の意味が二転三転するところがスゴイ!」「『遊☆戯☆王』は完璧なタイトル」「『ゴールデンカムイ』のタイトル回収には鳥肌が立った」とさまざまな人気マンガが挙げられていました。