綿棒を鼻の奥に入れるのが怖い!(青木ぼんろさん提供)

【マンガ】自分の手で鼻に綿棒を突き刺す行為は、まるで拷問?「めちゃくちゃ痛い!」 本編を読む

脳まで届きそう? 限界まで鼻の奥に綿棒を入れる恐怖!

 青木ぼんろさん(@aobonro)は、実家に帰省する前にコロナの抗原検査を受けに来ました。検査キットを渡され、自分で検査する準備をしていると、検体をとるのに使う綿棒が目に入りました。この綿棒を鼻の奥に入れてグリグリ回すのですが、以前インフルエンザの検査で同じことをしてとても痛かったことを思い出し……。

 この時の体験を描いたエッセイマンガ『コロナの抗原検査を受けた話』がTwitterで公開されました。医療機関の検査でお医者さんに綿棒を鼻に突っ込まれた経験のある人もいるかと思いますが、「そんなに奥まで入れて大丈夫?」と思うほどかなり奥まで入れられます。そんな検査を自分でやらなければいけないのは恐怖ですね。

 読者からは「めっちゃ分かる」「ほんと痛い」「脳まで届きそうなの分かる」「インフルエンザの検査で抜けなくなったことがある」「自分でできたのはすごい」「笑った」などの声があがりました。Twitter投稿は1.3万いいねの反響が集まっています。

 作者の青木ぼんろさんに、お話を聞きました。

ーー『コロナの抗原検査を受けた話』のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。

 帰省のため受けにいった抗原検査が想像以上の恐怖と痛みを伴ったので、それを伝えたいと思い描きました。

ーー自分で鼻の奥に綿棒を入れるのは本当に怖いですね。説明書には、どこまで奥に入れるかの説明はなかったのでしょうか?

「鼻咽頭の表面を擦る」というような表記でしたが、それがどのあたりを指すのか理解できず、検査に失敗したら嫌だと思い、インフルエンザの検査の記憶を頼りに奥へ奥へ進んでいきました。



鼻のかなり奥まで綿棒を入れていく!(青木ぼんろさん提供)

ーーマンガではかなり奥まで入れているようでしたが、どんどん奥に入れるときはどんなお気持ちでしたか? また、鼻から出血などはありませんでしたか?

 そのときは、とにかく恐怖に支配されていました。鼻からの出血はありませんでしたが、ブースを揺るがすような盛大なクシャミを2回しました。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 共感の声や実体験でのつらかったエピソードなどが多く聞こえてきたので、やはりこの手の検査にはみんな苦手意識があるんだなと思いました。

ーーこれから自分で抗原検査をする方に向けて、何かアドバイスはありますか?

 事前に正しい検査方法を調べておくほうが良いと思います。コメントでも「そこまで入れなくていい」とか「もっと鼻に対して水平に入れる」など、いろいろな意見がありましたが、信用できる情報を入手しておきましょう。(ブースにあった説明はかなりアバウトでしたので)

ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?

 やはり「面白い」や「笑った」など、好意的なコメントをいただけるのが何よりうれしく、「また次も描こう」という原動力になっています。おそらくこれは、私だけでなくマンガを描く人は全員が思っていることなので、面白い作品や好きな作品があったら、ぜひその気持ちをコメントなどで作者に届けてあげて下さい。

 そうすると、作者はそれを燃料にガンガン作品を作っていき、面白い作品がドンドン生まれ、それを読んだ読者からコメントがビュンビュン届き、そのコメントを肴にハイボールがグングン進んでいくと思います。