あくびがうつるという話をしていたときの出来事について描いたマンガのカット(コボボイさん提供)

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あくびができるのは信頼があるから?

 あくびがうつるという話をしていたときの出来事について描いたマンガが、Instagramで3200以上の「いいね」を集め話題となっています。一緒にいると、かなりの確率であくびがうつるという話を同居人としていた作者。すると膝に寝ていた猫が……という内容で、「ほほえましい光景」「猫にうつるんですね!」「ほのぼの……」などの声があがっています。

 このマンガを描いたのは、漫画家のコボボイさんです。猫との生活を描いたマンガをInstagramTwitterなどで発表しています。コボボイさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつごろからでしょうか?

 幼少の頃から絵は描いていました。小学4年生の頃、友人とマンガを作ってみよう! という話になり、初めてマンガを描きました。それからずっと描き続けて今に至ります。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

 僕があくびをすると、高確率で同居人のウサ子さんにもうつるのですが、その日は膝にいた猫のミュウくんにもあくびがうつったようで……。ほほえましかったので、これはマンガにしよう、と思って描きました。猫もわが家の家族なんだな、という気持ちがあふれてきましたね。

ーー猫にあくびがうつったのは初めてだったのでしょうか?

 僕らが気付いたのはこれが初めてでした。ウサ子さんは以前から「コボボイのあくびは感染力が強い」という仮説を立てていたので、それを裏付ける出来事となり、僕もウサ子さんも大笑いでした。

ーー逆に猫のあくびがうつったことはありますか?

 さすがにうつったことはないですね(笑)。ただ、作業に集中しているときに、猫たちが視界に入ってきて背伸びなどをすると、ふと我に返って軽く背伸びをするタイミングになったりすることはあります。ちょうど良い気分転換をもたらしてくれる有益な猫たちです(笑)。

ーー猫にあくびがうつるのは、猫の「あるある」なのでしょうか?

「あるある」とまでは言えないですが、猫にあくびがうつることはあるようです。飼い主のあくびが猫にうつるのは「信頼の証し!」という話もあり、喜びたくなるのですが、実際はただの偶然……なんて話も多くあります。猫飼いとしては「信頼の証し」と考えたいですね。

ーーほかに人から猫にうつったと思われる行動などはありますか?

 うつった、というのはないですが、飼い主の行動パターンを把握していて、それに基づいて動いている、というのはあります。「この部屋の電気を切って廊下に出たら、寝室に移動する時間」とか「ふいにスマホを持って立ち上がるとトイレ」など……。その行動に合わせてついてきたりするので、とてもほほえましく思います。

ーー今回の作品について、どのような意見が寄せられていますか?

「ほっこりしました」というコメントを多くいただきました。「あくびがうつるのは信頼関係ができている証拠!」というコメントも多く、うれしく思いました。ほかにも「わが家でもうつったことあります!」というコメントもあり、勉強になりました!

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

 猫マンガを通じて、猫に興味を持っている方が、より猫を好きになってくれたらうれしいです。そしていつか、僕の猫マンガが単行本化されることがあれば、もう感無量です(笑)。これからも猫のミュウくんとレナちゃんにはのびのびと生活してもらい、僕らに愉快なシーンを見せてほしいと思っております!