『ONE PIECE』最終章、全ては空白の100年に繋がる。謎を解き明かす４つの要素

DVD『ONE PIECE Log Collection “MARINEFORD"』

via DVD『ONE PIECE Log Collection “MARINEFORD"』

『ONE PIECE』タイトルそのものであり、作品のゴールとも言える存在、ひとつなぎの大秘宝“ワンピース”。
ルフィはこの“ワンピース”を手に入れて海賊王になるために海へ出ました。もちろんルフィに限らず、世界中の海賊たちがしのぎを削って求めているお宝です。

白ひげによれば「ワンピースは実在する」、ロジャーによれば「この世の全て」「とんでもねェ宝」「とんだ笑い話」、光月おでんの航海日誌によれば「世間はロジャーが手に入れた全ての物を総称し“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”と呼んだ」。

……とはいえこれだけの情報では実体があるのか、ないのか、ひとつなのか、いくつもあるものなのか、どのようなお宝かはわかりません。

ロジャーの発言を見るに、どうやら“ワンピース”とは空白の100年を生きた重要人物・ジョイボーイが遺したものなよう。
正確にはロジャーも手に入れたわけではないこの“ワンピース”が、“世界をひっくり返す”アイテムになるのだといいます。

25年間、読者の誰もが一度は考えたであろう“ワンピース”の正体がまもなくわかるのかと思うと感慨深いものがあります。どんな宝が待ち受けていつのか、想像のつかなさがまたロマンチックでワクワクしますよね。

DVD『ONE PIECE Log Collection “ZOU"』画像

via DVD『ONE PIECE Log Collection “ZOU"』より

※コミックス未収録の内容を含みます

「一発放てば島一つを跡形もなく消しとばすと聞く…（サー・クロコダイル）」と言及されるなど、世界を滅ぼす力を持つとして恐れられている強力な兵器。
世界政府はその研究を禁じていますが、空白の100年の歴史やラフテルの場所を知る手がかりでもあるポーネグリフから、そのありかを知ることができます。

また、古代兵器は「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」の3つあり、ポセイドンの正体はしらほし姫自身ということが判明しています。
さらに、第1054話では天狗山飛徹もとい光月スキヤキの口から、プルトンがワノ国にあることが判明しました。

これらの古代兵器は何のために存在するのか、それこそが“世界をひっくり返す”ことにつながっていくのかもしれません。