マンガ「旦那と生理の話」のカット(Arareさん提供)
【マンガ】「何でそんな機嫌悪いの?」 生理中に心ない言葉をぶつけてきた夫が変わったきっかけとは? 本編を読む
「生理の大変さを体験して」と思うことも何度かあった
生理のつらさに無理解だった夫の変化を描いたマンガ「旦那と生理の話」が、Instagramで合計7700以上の「いいね」を集めて話題となっています。結婚当初は、妻の生理のつらさに全く理解がなかった夫。それでも少しずつ理解を示してくれるようになったのですが、あることがきっかけで劇的に変わり……という内容で、「素晴らしい旦那さん!」「女性でも理解していない人はいますよね」「息子にも教えていきたいです」などの声が上がっています。
このマンガを描いたのは、保育士で、3人の子を持つ母親でもあるArareさんです。日常の出来事をマンガにしてInstagramで発表しています。Arareさんにお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつごろからでしょうか?
およそ6年前からです。次男が生まれた頃から描き始めました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
最近、生理前後になるとやたらと旦那が心配してくれるのと、娘のことまで心配しているのが面白かったのでマンガにしました。生理について、男女間での認識の違いで悩んでいる人って多いんじゃないかな、という思いもありました。
ーー旦那さんが生理について理解してくれていなかった頃は、どんな気持ちでしたか?
悲しさもありましたが、怒りの感情も強かったです(笑)。「代わりに体験してよ! このつらさ」と心の中で何度も思っていました(笑)。
ーー理解してくれるようになって、ありがたかったのはどんなことですか?
1番ありがたかったのは、子供たちにも伝えてくれたことです。ママからだけでなくパパからも伝えてくれると、子供たちもより感じ取ることが多いんじゃないかなと思っています。将来、生理で苦しんでいる女性への対応の仕方とかを考えるきっかけになってくれるといいなと思います。
ーー生理中、旦那さんにどんなことをしてもらえると助かりますか?
ピークのときは立っているだけでつらいので、立ち仕事全般をやってくれると助かります。
ーー旦那さんからお子さんたちに伝えるようになってから、お子さんたちに変化はありましたか?
「おなか痛いの?」と心配してくれるようになりました(笑)。
ーー今回のマンガについて、どのような意見が寄せられていますか?
「こんなふうに考えてくれる男性が増えてほしい」という意見がとても多かったです。「うちの旦那も同じように心配してくれます」というコメントもあれば、「全然理解がなくてもうあきらめているので、自分の子供にだけでも今から伝えるようにしています」というコメントもありました。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
この生理にも関係してくるエピソードがまだいろいろあるので、今後描いていけたらなーと思っています。