TVアニメ『SPY×FAMILY』MISSION:2「妻役を確保せよ」よりヨル (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

【画像】負け知らず!「無敵枠」のキャラクターたち(5枚)

ひとりだけ異次元の強さ!

 バトルマンガ・アニメの主人公といえど、必ずしも敵に勝つとは限りません。時に敗北を経験し、そこから大きな成長を遂げるキャラクターも多いですが、なかには全く敗北しない最強キャラも存在します。彼らはストーリーとともに少しずつ強くなっていくのではなく、物語が始まった時からすでに敵なしの強さを誇ります。この記事では、そんな「無敵枠」のキャラクターを人気作からご紹介します。

 まず1人目は『SPY×FAMILY』のヨルです。表の顔は、バーリント市役所に勤める女性事務員。しかし彼女は敏腕諜報員・黄昏のかりそめの妻にして、正体は「いばら姫」の名を持つ最強の殺し屋。超人的な身体能力や体術、素手での格闘術などに長けており、作中にはヨルの驚異的な強さがたびたび描かれています。

 たとえばある時はかぼちゃを素手で粉砕したり、またある時はパーティー用のアツアツなグラタンを足1本で受け止めたり……。もちろん暗殺業も見事なもので、杭のような短剣2本でターゲットたちを何人も始末してきました。そんなヨルの強さは、ネット上でも「もはや別ジャンルのマンガのスペック」「ゾルディック家の親戚だろ(笑)」「作中屈指の強キャラ」などともっぱらの評判です。

 一方殺し屋つながりでいえば、『ザ・ファブル』の主人公・佐藤明(偽名)も無敵枠のひとりといえるでしょう。彼はどんな敵でも6秒で制圧できるほどの実力を持つ殺し屋で、その伝説的な強さから「ファブル(寓話)」の異名で呼ばれています。

 ではいったいどのくらい強いのかというと、組長・組員十数人をたった2分でせん滅するほど。元レスラーを相手にした時はわずか3秒で戦闘不能に陥れているうえ、ひと目で銃や隠しカメラの位置を把握する洞察力も兼ね備えているのです。作中では無敗を誇り、弱点という弱点も今のところ見つかっていません。

 また「友情・努力・勝利」の三大原則を掲げる「週刊少年ジャンプ」にも、無敵枠のキャラクターが存在します。その一例が『SAKAMOTO DAYS』の元殺し屋・坂本太郎と、『呪術廻戦』の最強呪術師・五条悟です。特に坂本太郎に関してはすでに殺し屋を引退、体型も現役時代より大分変わっているにも関わらず、殺し屋としての腕は今もピカイチ。第1話では汗ひとつかかず、組織の人間を一掃していました。