悪魔の実の能力を持った、海軍大将たち(頂上戦争編時点) 著:尾田栄一郎『ONE PIECE』第58巻(集英社)

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緑牛の「花コプター」がちょっとダサい?

『ONE PIECE(ワンピース)』では、悪魔の実によって特殊能力を得た人物が多数登場します。悪魔の実のなかには現代で便利に利用できそうな能力も登場していました。そして、海賊の敵対組織である海軍にも悪魔の実の能力者が多く所属しています。この記事では悪魔の実の能力をフル活用して移動する海軍大将(元大将も含む)たちをご紹介します。

※この記事は「ワノ国編」の内容を含みます。

 元大将で謎に包まれている青キジ・クザンは、島3つ分の海を凍らせ、「1週間は持つ」と言い切れるほど強烈な冷気で海水を凍らせることができる、ヒエヒエの実の能力者です。悪魔の実の能力者の弱点である海水も凍らせることができるため「泳げない」弱点をほとんど克服している人物で海を凍らせ、愛用の自転車でキコキコと移動します。自転車のタイヤ交換をしたり、空気圧のチェックをしたりする姿を想像すると、なんだか微笑ましい情景が目に浮かびます。

 大将のひとりで盲目な藤虎・イッショウは、重力を操作して対象を重くして地面にたたきつけたり、逆に軽くして浮かべたりできるズシズシの実の能力者です。能力の利く範囲が宇宙規模と広大なことから、クザンと同じく海を克服していると言っても過言ではありません。「ドレスローザ編」で登場した際は巨大なガレキに乗って移動する姿が描かれていました。このイッショウの能力があれば、宇宙船のような羽がない空飛ぶ乗り物を制作するのも可能に思えてきます。

 黄猿・ボルサリーノは「光」を操るピカピカの実の能力者です。作中では、自身を発光させて目くらましに使ったり、光を実体化させて武器として使用したりしています。「シャボンディ諸島編」では、光の反射を利用して光速移動する描写がありました。光が届く限りどこまででも移動できるため、夏の暑い日や冬の寒い日に大変な思いをして移動する必要がなくなるわけです。もちろん身体を鍛える必要はありますが、その労力を見越してもうらましい能力です。

「ワノ国編」のラストで空を飛んでいた緑牛・アラマキは背中から生えたタンポポのような花をプロペラのように回して空を飛ぶ描写が描かれていました。「タ〇コプター」ならぬ「花コプター(?)」に、読者の間で考察が飛び交っています。悪魔の実の能力なのかは明らかにされていませんが、1053話で植物を操る姿があるため、植物を操れる力を持っていることは確かなようです。空を飛べるのはとても楽そうですが、お世辞にもかっこいいとは言えない姿で周りからの注目を集めてしまうのは少し避けたい、とも感じます。

 また、元大将にして現元帥の赤犬・サカズキは、今のところ能力を使って移動するシーンは登場していません。もし、サカズキがマグマグの実の能力を移動手段に利用した場合、道路や周りのものが溶けてしまい、道が道として機能しなくなってしまいそうです。サカズキは周りのことも考慮してわざと移動に能力を使用していないのかもしれません。