TVアニメ『SPY×FAMILY』MISSION:10「ドッジボール大作戦」メインビジュアル (C)遠藤達哉/集英社・SPY×FAMILY製作委員会

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「エレガント」なサブキャラたち

 名作と呼ばれる作品のなかには多数の名脇役が存在しています。TVアニメが大ヒット中の『SPY×FAMILY』にも、インパクトの強い名脇役が多数登場しています。この記事では、インパクトが強すぎるサブキャラをご紹介します。

 はじめに紹介したいのは、「エレガント」が口癖のイーデン校の教師、ヘンリー・ヘンダーソンです。元々は寮長でしたが、フォージャー家の面接時、ほかの先生を殴ってしまったことで初等部の教師に降格させられます。一見するとクールで落ち着いた印象を受けますが、予想以上に表情豊かで見ていて飽きません。特に面接の日のフォージャー家の行動を見て、その感動を体全体で表現する姿はかなり印象的でした。

 次に紹介したいキャラは、ロイドとヨルが出会った服屋の女主人です。イーデン校の制服なども仕立てており、学校のよからぬうわさも耳にしていました。伝統を重んじるイーデン校の少し怖い話をして、アーニャを怖がらせてしまいます。その話をするときの女主人は、どこかの組織の一員かのような影のある表情は、一度見たら忘れられないほど強烈でした。登場回数は少ないですが、不思議と記憶に残るサブキャラです。

 ドッジボールクラス対抗戦に登場したビルはアーニャやダミアンと同級生ですが、小学生らしからぬ立派な体格をしています。ダミアンの全力投球を片手で軽々受け止めるほどの人物で、恵まれた体格と頭脳でさまざまな球技大会を総なめにして、ついたあだ名は「魔弾のビル」でした。ビルのチームがゲームに勝利したときは素直に喜び、星(ステラ)がもらえないことを知ったときはうなだれてしまう、分かりやすい喜怒哀楽は見た目が立派でも年相応に見えてきます。

 最後に紹介したいキャラは、ダミアンが大好きすぎる取り巻きのエミールとユーインです。いつもダミアンと一緒に行動しており、作中ではダミアンの行動をすべてポジティブにとらえる姿や、身をていして守る姿などが描かれていました。キャラとしては少し強めの手下感があるくらいです。しかしエミールの坊ちゃんヘアと、ユーインの縦に伸びた、独特すぎる髪型には、それ以上の衝撃を受けます。