隣の観客が、夫のプレーをからかう発言をし…(はりさん提供)

【マンガ】バスケの練習をする夫を見て、知らない人たちが「なんか残念」 妻は思わず言い返す!「すごい」「私はできない」 本編を読む

人に関するネガティブな発言は要注意「そばに知人がいるかも」

 モスクワ生まれ、カナダ育ちの夫が参加しているバスケチームの練習を観に行った、はりさん(@hari4koma)。そこで隣にいた観客が、夫について「外人だからってうまいわけじゃないんだなあ」と話しているのを聞いてしまい……。

 夫との日常を描いたエッセイマンガを多数公開中の、はりさんの4コママンガが「そばに家族や友達がいるとも限らないので、外でひとをディスるのは危険です…。」というコメントともにTwitterで公開されました。外出先などで人を悪く言ってしまうことがあるかもしれませんが、もしかしたらその人の知り合いが近くにいるかもしれません。発言には気をつけなければいけない、ということを考えさせられるエピソードです。

 読者からは「それは本当に嫌」「一生懸命やってる人に心ないひと言ですね」「私も泣く」「言い返すことができたはりさんはすごい」「自分だったら伝えられず悶々とする」「誰かは誰かの大切な人」などの声があがりました。Twitter投稿は1万いいねを超える反響が集まっています。

 作者のはりさんに、お話を聞きました。

ーー今回の件は本当に悲しく悔しい出来事でしたね。隣で旦那様のことを話していた人たちは、知らない人たちだったのでしょうか?

 はい。本当にたまたまそばに座っていただけの全く知らない方々でした。

ーーその人たちに言い返したはりさんは勇気があって素敵だと思いました。この時のお気持ちを教えていただけますか? また、この出来事について、旦那様とは何かお話をされましたか?

 ありがとうございます。夫がからかわれているのが聞こえた瞬間はとても腹が立ちましたし傷付きました。夫には話していません。うまくできないなりに楽しんでいるだけなので、とてもそんなこと伝えられません。

ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

 お子様が運動会でミスしてしまったことを、前の観客が当の親御さんの前でけなしていたという体験談がありました。想像しただけで悲しくなりましたし、口を滑らせてしまった方には一度ご自分やご自分の家族の立場に立って、逆にこのように言われたらどう感じるのか想像してほしいなと感じました。



『毎日の自己肯定感もアップ』(はりさん提供)

ーーTwitterで精力的にマンガを公開なさっています。創作するうえでの原動力になるものはありますか?

 やはりフォロワー様たちのコメントが第一の原動力となっています。いろいろあるなかで「何とか続けよう」と思えるのは、皆様のお声がけや何かしらの形で反応して下さる方々がおられるからです。本当に感謝しかありません。