■意外と知られていない? 実在する人物がモデルのポケモンたち

様々な生き物や物がモチーフと言われているポケモンのキャラクター

1996年の誕生以来、世界中で愛され続ける「ポケモン」こと「ポケットモンスター」。最初のポケモンとなるゲームボーイソフト『ポケットモンスター 赤・緑』の時は151種類だったポケモンの数も、現在はなんと1000種類近くに及びます。生き物や物がモチーフとされているのは有名ですが、中には“実在の人物”がモデルになっているケースも。今回は実在の人物がモデルとなったポケモンキャラクターたちをご紹介します。

アニメ『ポケットモンスター』公式サイトより

今回取り上げるポケモンたちは、初期からいるキャラクターたち。まず最初に“実在する人物がモデルのポケモン”と聞いて、「ケーシィ」「ユンゲラー」「フーディン」を思い浮かべる方は多いかもしれません。エスパータイプという属性や、見た目もまさに超能力者。世界各国の超能力者・奇術師がモデルにされていると言われています。

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あの格闘タイプのポケモン2体も実在する人物がモデル

初期からいる“かくとうタイプ”のポケモンも例外ではありません。キックポケモン「サワムラー」はキックボクサー・沢村忠氏、パンチポケモン「エビワラー」は元世界フライ級王者のボクサー・海老原博幸氏がモデルという説が有力です。どちらも日本を代表する格闘家がポケモンキャラクターになっており、ポケモンキャラクターになってもその強さや特徴を発揮していますよね。

最後に紹介するのは、癒し系巨体ポケモンとして有名な「カビゴン」。実在の人物がモデルと聞いて驚く方も多いと思います。愛くるしい見た目から癒し系キャラでもあるカビゴンは、開発会社のスタッフである西野弘二氏がモデルという説が。設定も初代ポケモンキャラクターの中で“重さが断トツ1位”という巨体のため、本人がどのような方か気になりますね。

今回は6体のポケモンを紹介しましたが、他にも言葉や特徴を捉えた面白いネーミングのキャラクターがたくさんいるのもポケモンの魅力です。名前をピックアップしてポケモン図鑑を見てみると、また新しい発見があるかもしれません。

(文=ザ・山下グレート)

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