「那田蜘蛛山」編で登場した「兄蜘蛛」 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

【画像】「閲覧注意」な鬼たちは何巻で登場?(5枚)

失神するほどゾっとする鬼たち

 竈門炭治郎たち「鬼殺隊」と、「鬼」の死闘を描いた『鬼滅の刃』は、「実は鬼たちにもそれぞれ悲しい過去があった」というエピソードも感動するポイントとなっています。しかし、その悲しい過去を差し引いても、正直トラウマになりそうなほど不気味な見た目の鬼も多くいました。「気持ち悪い」「不気味」「グロい」、今回はそんな「閲覧注意」な鬼たちを紹介します。

手鬼

 まずは、炭治郎が鬼殺隊の最終選別で戦った「手鬼」です。藤襲山という藤の花に囲まれた場所で、鱗滝の弟子13人を含むおよそ50人の鬼殺隊候補生を食べて、長年生きのびていた残酷な鬼でした。その見た目は、体から何本も生えた太い腕がとぐろを巻いているような姿で、一本一本の腕には何本もの血管の筋が浮き出ています。これだけでも十分不気味なのですが、TVアニメ版では全身が緑色と茶色を合わせたような色で描かれており不気味さがいっそう増しています。
 
 ちなみにこの姿になった理由として「自分が人間だった頃いつも兄に手を繋いでもらっていた記憶」が関わっています。可哀そうな鬼ですが、ビジュアル面のインパクトが凄すぎました。

兄蜘蛛

 続いては「那田蜘蛛(なたぐも)山編」で登場する「兄蜘蛛」です。下弦の伍・累の兄であり、体は蜘蛛、顔は人間の姿をしています。累やほかの鬼が見た目は人間に近いのに対して、彼はかなり「蜘蛛寄り」です。ほぼ蜘蛛です。しかも体中に、細かい毛がびっしり生えているタイプの蜘蛛……。
 
 それが人間サイズの大きさをしているのですから、蜘蛛が苦手な人なら絶対に会いたくないでしょう。これと出会った善逸も、最初のリアクションで「でか!!でっか!!でかいわ!!でかすぎるよ!!」と、かなり引いていました。
 
 ちなみにこの蜘蛛は、噛んだ相手を「蜘蛛化」してしまうという恐ろしい毒を持っています。作中では蜘蛛化しかけた人間たちの姿も描かれており、かなりホラーな雰囲気が漂っていました。こんな敵に対して失神しながらも見事に戦った善逸は、もっと褒められていいような気がします。

※この先の記事では、まだアニメ化されていないシーンの記載が含まれます。原作マンガを未読の方はご注意ください。



魘夢が描かれた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』キービジュアル第2弾 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

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見た目も性格も、ひときわねじ曲がっている鬼たち

下弦の壱・魘夢

 続いては「無限列車編」で登場した、下弦の壱・魘夢(えんむ)です。「人間に幸せな夢を見せた後に悪夢を見せてやるのが好き」「人間の歪んだ顔が大好物」などかなり歪んだ性格をしていますが、最初の見た目は、整った顔立ちで洋装を着こなす紳士です。

 しかし本番は「無限列車編」の中盤から。炭治郎が魘夢の「幸せな夢」の術を打ち破り、見事に首を斬ったかに見えたとき、魘夢は列車と同化した姿をさらします。うねうねと動く臓物のような部分と、首だけが繋がった魘夢の姿はかなり衝撃的です。さらにその後は列車全体が臓物のように変形して膨れ上がり、巨大な化け物へと姿を変えます。この体がアニメでは赤黒い色で描かれており、気持ち悪さを増長させていました。
 
 ちなみに列車(魘夢の体)のなかで戦っていた伊之助は、はっきりと「キモッ!」と感想を述べています。

上弦の伍・玉壺

 最後は「刀鍛冶の里編」に登場する上弦の伍・玉壺(ぎょくこ)です。壺と一体化している鬼で、足の部分は壺のなかに隠れており、そこから長い体がグネグネと出ています。そして体の横にはたくさんの手が生えていて、まるでムカデのようです。これだけでも十分グロいのですが、顔のデザインも独特でふたつの目が口の形になっています。

 そんな彼の戦い方は、ねちっこくて卑怯。霞柱・時透無一郎と戦ったときには、小鉄と鉄穴森にも容赦なく攻撃し、かばった無一郎がダメージを負う場面もありました。
 こんな見た目のわりに自己評価はかなり高いようで……無一郎に対して「私のこの美しき気品…優雅さが理解できないのはお前が無教養の貧乏人だからだ」というセリフを吐いています。しかし、逆に無一郎から「その壺形歪んでない?」とツッコまれると、「それは貴様の目玉が腐っているからだろうがァァァァ!」と取り乱す場面もありました。

『鬼滅の刃』の鬼と言えば、見た目もカッコいい上弦の参・猗窩座(あかざ)や妖艶な美しさを持つ上弦の陸・堕姫(だき)などスタイリッシュな鬼に目が行きがちです。しかし、時々はそんなビジュアル派の鬼たちを引き立たせている「閲覧注意」な鬼たちに、改めて注目しても面白いかもしれません。