■『ワンピース』サンジ、本当は別の名前になるはずだった!?

紆余曲折を経てサンジに決定!

大人気マンガ『ワンピース』には、数多くの魅力的なキャラクターが登場します。そのなかでも麦わらの一味のコックとして活躍するサンジは、ファンからの人気も高いキャラですよね。そこで今回は、サンジの名前の由来にまつわる意外なエピソードなどを紹介していきたいと思います。

「ONE PIECE.com」公式サイトより

サンジの外見の特徴といえば、クルクルと回転している眉毛。その眉毛の形がナルトに似ていることから、最初は「ナルト」という名前になる予定でした。しかし1999年に『週刊少年ジャンプ』で『NARUTO -ナルト-』の連載がスタートされ、主人公のナルトと名前が被るという理由から名前を変更することに。

(広告の後にも続きます)

サンジの名前の由来は「3時のおやつ」から?

作中ではコックとして麦わらの一味の胃袋を支えるサンジですが、元々の設定ではパティシエ。パティシエといえばお菓子、お菓子といえば「3時のおやつ」… という発想からサンジという名前に決めたようです。ワンピースの懸賞くじでも、「サンジのおやつ」というタイトルでおやつにまつわるアイテムが景品となったこともありました。

ちなみにサンジが副料理長として働いていたのは海上レストラン「バラティエ」。バラティエの名前にも意外な由来がありました。バラティエとは、『ワンピース』作者・尾田栄一郎さんがアルバイトをしていたステーキハウス「薔薇亭」をもじって名付けられたもの。アルバイト時代の尾田さんはお皿を割ったり、つまみ食いをするなどルフィとまったく同じ行動をして上司に叱られていたとか…。

いまではサンジ以外の名前は考えられないですよね。他の登場人物の名前の由来も調べてみると面白いかもしれません。

(文=ザ・山下グレート)

The post 本当は違う名前になるはずだった!? 『ワンピース』サンジの名前にまつわる紆余曲折とは? first appeared on 日刊ビビビ.