■アニメ版『ポケットモンスター』にピカチュウが登場する理由はスタッフの配慮から

アニメとゲームといえば、日本が誇るコンテンツの筆頭といえるでしょう。そして、アニメとゲームのコラボは最強! と考える人が多いのか、ゲーム原作のアニメは数多くあります。そんなゲーム原作のアニメのなかでもロングセラーといえるのが『ポケットモンスター』シリーズ。

『ポケットモンスター』公式サイト

1997年にスタートしたアニメの『ポケットモンスター』において、主人公のサトシの相棒となる最初のポケモンとして登場したのが黄色のネズミ? のピカチュウです。以後のシリーズでもピカチュウは継続して登場しており、いまや『ポケットモンスター』の顔ともいえる存在ですよね。ですが、ピカチュウはゲーム版の『ポケットモンスター』では、最初に選べるポケモンではなかったのです。それでは、なぜピカチュウがアニメ版で最初の相棒ポケモンとして選ばれたのか? その点について解説していきます。

ゲームの『ポケットモンスター』シリーズが最初に発売されたのは1996年。記念すべき第1作目でプレイヤーが最初に選択できるポケモンはヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネの3匹でした。アニメの『ポケットモンスター』の放送がスタートしたのはゲーム第1作目の『ポケットモンスター赤・緑』よりあとのことですから、アニメでも最初に主人公サトシの相棒になるのはこの3匹のなかから選ばれるのが普通では… と考えてしまいますよね。

この疑問には、アニメシリーズの総監督を務める湯山邦彦監督が“フシギダネ、ヒトカゲ、ゼニガメの中から選ぶと、残りの2匹をパートナーにした子どもがかわいそうだと思った”と語っています。ピカチュウを選んだ理由については“見た目のかわいさと電撃技による強さの両方を持っていたから”とのこと。

ちなみに1998年には、最初のパートナーがピカチュウになる『ポケットモンスター ピカチュウ』が登場。さらに、『名探偵ピカチュウ』などの派生シリーズではバリバリに主役を努めているのはさすがというところでしょうか。

いまや『ポケットモンスター』のアイコン的な存在のピカチュウですが、その登場の経緯はアニメ版制作スタッフの気遣いに溢れたものでした。このような配慮があるからこそ、『ポケットモンスター』シリーズは長く愛されているのでしょうね。

(文=ザ・山下グレート)

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