遊馬晃祐「この舞台に賭ける」、銀岩塩『ABSO-METAL~黎明~』レポート・舞台写真

10月16日(土)に開幕した銀岩塩vol.4-5 FUSIONICAL STAGE「ABSO-METAL~黎明~」オフィシャルレポートと舞台写真が到着した。

今作は『ABSO-METAL』シリーズの第3弾。汗を掻くと死に至る謎の病”スコールス”に感染した疑いで幽閉されたアイコ、カンヌ、マドセン、モンクら、4人の新1年生は、死を経験した地下牢の夜に強い友情で結ばれ、アブソメタル科の専任教師アニエスを師事し、それぞれの”特能”を発動してゆく。しかし彼らはやがて、避けられない苛烈な闘いに巻き込まれてゆく…。

遊馬晃祐「アイコがアブソメタルに賭けるものを、僕はこの舞台に賭けるような意気込み」

主人公アイコを演じる遊馬晃祐が激しく躍動している。「アブソメタルに命を賭ける」と宣言するアイコそのままにこの芝居に賭ける座長遊馬の意気込みを、演出の井上正大は「晃祐からの熱を凄く感じ、その熱が他のキャストにも波及して、いい雰囲気で仕上がった」と手応えを口にした。

 

ヒロインカンヌ役の磯原杏華は全編の語り部をつとめながら、楚々とした1年生から生徒会のナンバーズへと変貌していくさまを力強く演じ、マドセン役の松本岳がアイコのライバルとなる重要な役どころを熱量高く引き受け切っている。

ムードメーカーのモンク役の石渡真修が張り詰めたシーンにユーモアを運び、キーマンとなるパンクな女教師アニエス役を清水佐紀が、歌あり踊りあり、アッと驚かされるパフォーマンスも含め、鮮度高く演じ切っている。厳格な風紀委員長パメラ役の海乃るりは、瑞々しい気高さを覗かせ、コーラ役の藤田怜の謎の行動がシリーズ今後の展開を期待させる。テコンドーで鍛え上げた隼人の格闘シーンや、エアリアルのdoNcHY..の軟体ダンスも見所となっている。

1年半前に延期が決まったこの公演、銀岩塩代表の岩田有弘は「遊馬晃祐君をはじめ、華と力のあるキャストが集まってくれて、最高の形で公演出来て嬉しい。」と感謝を口にする。

銀岩塩の舞台は、塩田泰造の起伏に富んだ脚本を、プロジェクションマッピングをはじめとする多彩な映像、意匠を凝らした照明・音響、奇抜なセット転換など多角的な手法で演出していくFUSIONICAL STAGE。

演出の井上正大は「一般的な演劇にすぐ飽きてしまう僕が、飽きない演出を目指しました。芝居を苦手な人にもエンターテイメントを感じてもらえると思います。また新宿村LIVEは銀岩塩のステージにしては、お客さまとの距離が近い劇場なので、そのサイズならではの演出にこだわりました。至近距離で役者の息吹を感じてもらいたい。演出と出演(ナイゼル役)を兼ねるのは大変ですが、その分、やり甲斐がある。是非、観にきてほしい」と熱く思いを語った。

公演は10月24日(日)まで東京・新宿村LIVEで上演される。