『呪術廻戦』の主人公・虎杖悠仁の親友であり、物語のキーパーソンでもある伏黒恵。彼の術式や“パパ黒”との関係など、その魅力に迫ります。

世に害をなす「呪い」から人々を救う呪術師を育てる呪術高専の学生たちと、呪霊たちとの戦いを描いた異能バトルマンガ『呪術廻戦』(芥見下々著「週刊少年ジャンプ」連載中)。

アニメ化でブームを起こした本作に登場するキャラクターたちの、気になるところを探っていきましょう。

※記事の特性上、原作の内容に触れています。気になる方はご注意ください。



DVD『呪術廻戦』Vol.2
via DVD『呪術廻戦』Vol.2
週間少年ジャンプで連載中の『呪術廻戦』。本誌では新章開幕への予感が高まり、物語がどう展開していくのかが気になるところ。

本記事では、主人公・虎杖悠仁の親友で、物語のキーパーソンでもある伏黒恵をピックアップ。
人物紹介とともにその魅力を探っていきましょう。

恵の術式と強さ。より強力になることも

伏黒恵は東京都立呪術高等専門学校の1年生。影を媒介にした式神術「十種影法術」の術式をもっています。

これまでに呼び出した式神は玉犬(白・黒)、鵺、大蛇、蝦蟇、満象、脱兎の7匹。さらに、拡張術式で式神の能力を掛け合わせることもでき、鵺と蝦蟇を掛け合わせた不知井底も登場しています。

十種影法術の特徴は、1度式神が破壊されると2度と式神を顕現することができない代わりに、その力を他の式神に引き継ぐことができるということ。

作中では宿儺に破壊された玉犬・白の力を受け継ぎ、玉犬・黒が玉犬・渾として進化することになりました。この引き継ぎシステムは十種影法術の強みで、戦いを積み重ねていくことで式神の力が受け継がれていく、より強力な式神を使役できる可能性があるということです。

ところで、呪術界で最強の五条悟が属する五条家と、伏黒の禪院家は古くから対立関係にあると言われています。

五条の強さをみると伏黒との力の差は歴然ですが、家同士の対立関係が成立することは、十種影法術が無下限術式に勝るとも劣らないポテンシャルを秘めた術式だと想像できます。

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始祖の術式?貴重な術式である可能性

キャラクタームービー 伏黒 恵(CV:内田雄馬)
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『呪術廻戦』16巻では恵を禪院家の当主にする、ということを発端としたお家騒動の様子が描かれています。恵もこれに関係するキーパーソンのひとり。恵は「伏黒」という名字ですが、実は母方の姓。伏黒の父親・禪院甚爾が婿入りしたため、恵も伏黒の名で生まれ育っているのです。

禪院家は古くからいろいろな術師を取りこんで大きく成長してきた家柄。
例えば京都高の真依が式神術ではなく、無から物質を生み出す構築術式を持っていますが、このように多種多様な術師がいることが禪院家の強みでしょう。

そのなかでも恵がもつ十種影法術はスペシャルな術式で、13巻では描かれている甚爾と26代目当主との会話中に、恵の術式が「相伝」つまり、始祖の術式かもしれないことにも触れられています。

十種影法術を使う術師は恵以外に登場していないところをみると、彼の術式は禪院家にとって喉から手が出るほどほしい貴重な術式だと予想されます。