■犬はいないけど“こいぬポケモン”はいる!?

ポケモンと従来の生物は共存不可能…?

キュートで魅力的なキャラクターで人気を博している「ポケットモンスター」。“ねずみポケモン”の「ピカチュウ」をはじめ、“ことりポケモン”の「オニスズメ」や“へびポケモン”の「アーボ」など様々な生き物をモチーフにしたキャラが登場しますよね。しかしここで疑問に浮かび上がるのは、「従来の動物たちはどこにいったの?」という点。先日ネット上では「ポケモンの世界に“犬”が存在しない説」が話題にあがっていました。

「ポケットモンスター」公式サイトより

ポケモンに関する有名な話の1つに、“ポケモンの世界では新種が発見されるたびに既存の生き物が消滅する”といった説があります。たしかに現実世界では日常的に見かける“犬や猫”などのペットも、ゲームやアニメでは出てきません。しかし“こいぬポケモン”に分類される「イワンコ」や「ワンパチ」、「ガーディ」などのキャラクターは登場するため、もしかすると通常の“子犬”は消滅してしまった可能性も…。

当然アニメの世界観として“もともと従来の生き物は存在しない”という説も考えられますが、実はゲームソフト「ポケットモンスター赤・緑」で驚く事実が発覚。ゲーム内の“ポケモン図鑑”で「ゴース」の説明を見たところ、「ガスにつつまれるとインドぞうも2びょうでたおれる」と書かれていました。同様に「ライチュウ」の図鑑にも「ヘタにさわるとインドぞうでもきぜつする」との記載が。従来の生き物が存在するかどうかは定かではないものの、少なからず“インドぞう”はポケモンの世界にもいるようです。

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「イーブイ」のモチーフは?

“こいぬ”や“ねずみ”などの動物がモデルとなっているポケモンは多数登場しますが、中には「何の動物なの?」と考え込んでしまうポケモンも。例えば「ピカチュウ」に並んで人気キャラクターの「イーブイ」は、公式サイトで「しんかポケモン」に分類されています。

ネット上では「首回りがポメラニアンに似てる気がする」「ウサギにも見えるし、フェネックギツネにもそっくり」などの声があがっており、人によって見方も違う様子。実際に「イーブイ」の生みの親として知られる藤原基史さんの公式ツイッターでは、以前「イーブイのデザインで参考にしたモチーフはありますか?」という質問が。これに対して藤原さんは「ポケモンのキャラクターはゲームフリークの著作となっておりますので、私の方から個人的にお答えすることは致しかねます」と回答しているため、結局真相は解明できませんでした。

多くの謎に包まれた“ポケモン”。真剣に世界観や裏設定を考察することは、新たな発見に繋がりそうですね。

(文=ザ・山下グレート)

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