5月10日は煉獄杏寿郎の誕生日! さらに“世界一の男”となったことが話題になりました。そこで煉獄さんが活躍する「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の見どころを改めてチェック。一度だけでは気付きにくいポイントもご紹介します。

公開から半年を越え、ロングラン上映に突入している「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」。
日本国内での興行収入は間もなく400億を突破し、さらに先日公開の始まった全米上映では外国語アニメ映画として異例の週末興行収入首位を記録。全世界の興行収入は500億を突破し、10日には2020年の世界興収ランキングで第1位に。

そんな中、5月10日は映画のキーパーソンである煉獄杏寿郎のお誕生日! 各種SNSでも、彼の生誕と“世界一の男”となったことを祝うお祝いムード一色となっている様子。
さらに来る6月16日に本作のDVD発売も決定しており、様々な特典のためにすでに予約済の方も多いことでしょう。

CD「炎」 (期間生産限定盤)画像

via CD「炎」 (期間生産限定盤)LiSA

そこで今回は、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」がもう一度見たくなるおすすめチェックポイントを改めてご紹介!

煉獄さんが好きすぎて劇場に10回以上足を運んだ(!)筆者が、自信をもって見どころを解説。これを読めば終幕に向けてのラストランを走る劇場に再度行きたくなる、あるいはDVD発売が待ちきれなくなること間違いなし!

原作の感動が増す、数々の映画オリジナル演出に注目

アニメ版『鬼滅の刃』がTV放送時から評判の良かった理由の一つに、原作にはないアニメオリジナルの演出の入れ方が非常に絶妙である点が挙げられます。

漫画原作をアニメ化する、というパターンにおいて、原作にはないオリジナルエピソードを入れたりすることはよくある話。

場合によっては原作らしさが損なわれたり、全く別物の作品となることもあるこの現象ですが、『鬼滅の刃』の場合はむしろその逆。原作の良さを失うことなくむしろ補完し増幅させる形で、オリジナル演出を多数描いたのが大きな魅力の1つでもありました。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 特報

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そのポイントはこの映画でも健在で、むしろ原作ファンにとっても嬉しいオリジナル演出が結果として数多く散りばめられた形ともなっています。

今作で言えば、特に大きく原作と異なっているのはエピソード内の煉獄さんの活躍度合いが大幅にアップしている点でしょう。

まず映画序盤、炭治郎たちの夢の中で繰り広げられる列車内の戦闘シーン。原作ではここで煉獄さんが倒した鬼は一体のみで、2匹目の鬼との戦闘は映画のみの完全オリジナルシーンです。

そして作中後半の猗窩座との熾烈な戦闘シーン。この場面に関しても、実は原作に比べ2人の戦闘シーンがかなりボリュームアップされています。

他にも、細かい映画オリジナル描写は見どころが満載です。

炎の呼吸の迫力あるエフェクトや猗窩座の術式展開演出、列車となった魘夢と炭治郎・伊之助コンビの緊迫感満載の激闘や、コメディシーンのシュールなデフォルメもその一つ。

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 特報第二弾

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筆者イチオシは告知PVでも多々登場する「穴があったら入りたい!」というシーンの、歌舞伎の見得を彷彿とさせる煉獄さんの動きでしょうか。
(歌舞伎好きの煉獄さんが真似をしているのでは?という説も浮上し、彼の貴重な二十歳という年齢らしい行動に可愛い!と思ったファンも多いそう)

また母との回想シーンの最後に幼き日の煉獄さんの瞳に涙が浮かぶ描写や、「心を燃やせ」の名台詞と共に、潤んだ炭治郎の瞳に煉獄さんの姿が映るシーンなど。

細かい部分ですがこれも実は原作にはない描写で、原作の感動をさらに増幅させてくれるような、そんな演出でもあるのではないでしょうか。

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気付いてた?劇伴BGMにも痺れる演出が満載

そして、原作の良さをより引き出してくれるさらに大きな要素の1つが劇中のBGMです。
いわゆる劇伴と呼ばれる作画を彩る音楽。これはやはり紙媒体では感じられない、映像媒体ならではの魅力でもあることでしょう。

BGMの見どころ(聴きどころ?)の1つとしては、今作にはアニメ放送時も多くの視聴者の心を打った楽曲「竈門炭治郎の歌」のアレンジバージョンがあちこちで使用されています。

また炭治郎や禰豆子、善逸、そして伊之助。それぞれのキャラの戦闘シーンも、迫力あふれる各キャラごとのオリジナル劇伴と共にその戦いが描かれていますね。

『劇場版「 #鬼滅の刃 」無限列車編』公開中PV第2弾

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中でも個人的なイチオシポイントは、やはり作中後半の煉獄さんVS猗窩座の戦闘シーンBGM。

実はこの箇所の劇伴、冒頭の猗窩座登場シーンの音楽のフレーズと、煉獄さんが猗窩座へ言葉を発するシーンの音楽のフレーズ。両者の戦闘が始まったシーンから、その2つのフレーズが重なる楽曲になる、という形でBGMが構成されているのです。

さらに2人の戦いが一段階、まだ一段階と激化していく中で、上記の楽曲がどんどん転調してシーンを盛り上げる形に。
音楽と映像、両者が相互作用を発揮させる形で山場を盛り上げる、非常に面白い造りがなされたシーンでもあるというわけです。