動画サムネイルより

 衣料品通販大手ZOZOを創業した前澤友作氏の車専門YouTubeチャンネル「前澤友作スーパーカーチャンネル」が2024年5月2日に更新。「1.3億円スーパーカー vs カート 無謀本気バトル!!」と題して『アストンマーティンV12 スピードスター』と100ccのレーシングカートが勝負を行った。

参考:【写真】“価格差100倍”の無謀な勝負……前澤友作所有の1.3億円スーパーカーVSカート

 『V12 スピードスター』は日本円で約1.3億円で、世界限定88台のスーパーカーだ。対してレーシングカートは120万円だが、今回バトルを行うのはカートコースであるため、コーナリングはレーシングカートに分がある。加速vsコーナリングという戦いは、果たしてどのような結果になるのか。

 『V12 スピードスター』は「前澤友作スーパーカープロジェクト」のメンバーでレーシング・ドライバーの横溝直輝氏が担当。レーシングカートは、同じくプロジェクトのメンバーであるやまけん氏が運転することに。流石に一緒に走るのは危険なため、3周のなかのベストラップでタイムを競う。

 早速レーシングカートから走り始めると、やまけん氏は本気で運転しているためか終始無言。最速タイムは35秒53だった。続いて横溝氏だが、ウォーミングアップである慣熟走行をしている時点で「これは……なかなか大変ですよ」「加速だけで勝てるのかな」と、ぼやきが止まらない。1周目と2周目は38秒台だったが、3周目で37秒21というタイムを出した。

 スーパーカーvsカートの対決は、カートの勝利という結果に終わった。やはりカートコースでは、コーナリングに強い方が有利のようだ。『V12 スピードスター』を運転した横溝氏は動画の最後に「無理だよ最初から!」と感想を明かしている。

 ただスーパーカーをレビューするだけにとどまらず、 レーシングカートとの本気バトルを見られるという点が「前澤友作スーパーカーチャンネル」の強み。このような面白い取り組みは過去にも行われており、2022年9月7日の動画では、3.5億円のスーパーカーと学生が作ったマシンを使って真剣勝負をしていた。詳しい勝敗が気になる方は、今回の動画と合わせて視聴してみよう。今後どのようなおもしろい対決が行われるのか、引き続きチャンネルに注目していきたい。

(文=小林嵩弘)