日産「次期型GT-R」北海道で“実車目撃”!? 伝統の「丸目4灯テール」を確認! 次世代「国産スーパーカー」は1300馬力に超進化

日産は「札幌モビリティショー2024」に、注目の新型コンセプトカー「ニッサン ハイパーフォース」を展示しました。同車についてSNSでは一体どのような評価が寄せられているのでしょうか。

新型「高性能スーパーカー」が実車登場!

 2024年1月21日まで札幌ドーム(札幌市豊平区)で開催された「札幌モビリティショー2024」で日産は、注目のスーパースポーツカー新型「ニッサン ハイパーフォース(以下、ハイパーフォース)」を展示しました。
 
 次期型「GT-R」とも噂される同車について、SNSではどのような反響が寄せられているのでしょうか。

 新型ハイパーフォースは、究極のドライビングプレジャーを追求した日産の次世代高性能スポーツカー。

 2023年10月開催の「ジャパンモビリティショー2023」で世界初公開され、続く各地のショーでも登場し大きな話題を呼んでいます。

 パワートレインには全固体電池と最大出力1000kW(約1359馬力)を発揮させる高出力モーターを搭載し、圧倒的な加速力を実現。

 ボディは空力を重視した設計が採用され、強力なダウンフォースを発生します。

 さらに高強度カーボンによって軽量化された車体に電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を組み合わせたことで、サーキットやワインディングロードでは圧倒的なコーナリング性能と卓越した操作性を両立しているといいます。

 新型ハイパーフォースはボディデザインにも、ひと目で高いパフォーマンスを想起させるスタイリングを採用。低くワイドなフォルムに曲線と直線で構成した大胆なボディパネルをまといます。

 そのディテールには日産の歴代ハイパフォーマンスカーを彷彿とさせる要素が織り混ぜられており、フロントデザインやキャビンシルエット、リアに配された丸目4灯のテールライトには、かつての「スカイライン」やGT-Rを知る者ならば思わずニヤリとしてしまう演出が施されています。

 さらに軽量かつ高強度のカーボンホイールも空力とブレーキ冷却性能の向上に寄与。

 またインテリアはエクステリア以上に未来的なデザインですが、スポーツ走行で乗員を最適にホールドする軽量かつ高剛性なカーボン製ドライビングシートなど、内装においても走行時のパフォーマンスを高めることを第一の目的とした設計が採用されています。

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 この新型ハイパーフォースの実車を見た人がSNSに感想を投稿し、「ヤバイ。これは本当の意味でスーパーカー」「日産やっちゃい過ぎでしょ!?」「アニメやゲームに出て来そうなバーチャル風デザインが衝撃的だった」など、同車のインパクトの強さに圧倒されたというコメントが多数見られます。

 また、「スポーツカーなのに世紀末感ある…」「鋼鉄製で戦車もぶっ飛ばしそう!」といった、スーパーカーを超えて戦闘車両のようなオーラすら漂っているという投稿も。

 一方で、「GT-Rがこうなるのか?ちょっと受け入れられない」「R32乗りとしては複雑です…」「R35も最初は理解できなかったけど10年経ってやっと慣れてきたから、これも慣れるのかな」と、あまりにも斬新なデザインを受け入れられていない人も少なくないようです。

 そのほか「もはやGT-Rは一般人では買えないクルマになった。昔みたいに興味が持てないよ」「電気自動車はエンジン音も匂いも振動も何も無い。自分は魂の震えるガソリン車に乗っていたい」など、GT-Rというクルマの立ち位置の変化や電動化に対する複雑な心内も垣間見えました。