三菱「新型ランエボ」!? 熱望の「爆速スポーツセダン」! ド迫力ワイドボディ&精悍顔がめちゃカッコイイ! 復活期待される次期型モデルのCGが登場

三菱自動車がかつて生産していたスポーツセダン「ランサー エボリューション」。その次世代モデルを予想し、レンダリング(CG)を描いた人が現れました。その詳細について見ていきましょう。

三菱「ランエボ」に11世代目があったら?

 三菱自動車が過去に展開していた4WDスポーツセダン「ランサーエボリューション(通称“ランエボ”)」。すでに生産が終わってしまっており、現在はラインナップされませんが、ファンの間では、過去のモデルが今も高い人気を誇ります。

 そんなランサーエボリューションの次世代モデルを、ドイツのカーデザイナー「hycade」氏が予想し、レンダリング(CG)を作成しました。

 ランサーエボリューションは、三菱自動車が世界ラリー選手権(WRC)に参戦していた時、そのホモロゲーションモデルとして開発されたスポーツセダン。9世代目にはステーションワゴン型も用意されました。

 三菱が2000年代にWRCから撤退するも、その後もしばらくはランサーエボリューションの生産と開発は続けられましたが、2015年4月、1000台限定の特別仕様車「ランサーエボリューションX ファイナルエディション」が発表されると、このモデルをもって、同ブランドの歴史は幕をおろしました。

 とはいえ、往年の三菱ファンからの人気は高く、特に「ランサーエボリューションVI」が近年の海外オークションで1000万円前後で取引されるなど、高い価値を維持しています。

 そのランサーエボリューションに着目したのがカーデザイナーのhycade氏です。

同氏は、現在もランサーエボリューションが存在していたら…と考え「ランサーエボリューションXI コンセプト」のレンダリングを作成しました。

 全体的にはランサーエボリューションXのデザインを継承しながらも、灯火類には「アウトランダー」や「エクリプス クロス」を思い出させる線の細いライトを採用するなど、きちんと“現代風”に仕上げています。

また、迫力あるワイドボディとなっているほか、大型のウィング、スポーティなデザインの黒いホイールが装備され、戦闘力の高さを主張しています。

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 ファンの間では度々復活を希望する声が望まれるランサーエボリューション。しかし三菱自動車の現状を考えるに、採算を取るのが難しいであろうスポーツセダンの復活はかなり難しいかもしれません。

 しかし、コメント欄では「三菱はこの車をメモっといて!」「ずっとランサーエボリューションXIを待ってる」「今の三菱にはこれが必要だ」といった声が出ており、その注目度の高さが伺えます。