防犯には欠かせない車のセキュリティアラームだが……

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盗難やいたずら、車上荒らしなどの犯罪を未然に防ぐ目的で設置されている“セキュリティアラーム(警報装置)”

けたたましいほどの音量で犯人を威嚇してくれるものの、自分の車に乗ろうとしたら突然鳴りだした……なんて体験をしたことはありませんか?

SNS上でエピソードを調べてみたところ、さまざまな声が寄せられていました。中には深夜や早朝といった「近所迷惑が気になる時間帯」に鳴ってしまうことも珍しくないようで、

「駐車場に住みついている猫がいるんだけど、夜になるとすごく元気なんだよね……。猫が車にじゃれついたり、ぶつかったりするとそれを検知してアラームが鳴ってしまってすごく困る……

「小さな地震でも、あちこちから車の防犯アラームが鳴りっぱなし。正直、地震よりアラームの方がびっくりした」といったケースも挙げられていました。

自然災害ならまだしも、猫のイタズラで度々アラームが鳴るようでは対処に悩んでしまいますよね。「確認が遅くなったことで長時間アラームが鳴り響いてしまい、警察を呼ばれた」なんてエピソードを語る人も。

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止めに行くのも恥ずかしい!何か方法はないの?

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当然の大音量でびっくりするうえに、注目も集めるので恥ずかしいですよね。意図しないタイミングで鳴ることもあり、急な警報音にパニックになってしまう人も少なくありません。

ネット上では「すぐ近くにいるときならまだしも、離れた場所にいるときに限って鳴り始めるし、止めに行くのも恥ずかしい……。ご近所迷惑も考えると、申し訳ない気持ちでいっぱいになる」という声も見受けられました。

しかし万が一の危険を考えると、取り外したり電源を切るのはためらってしまうものです。大事な車を守りつつ、セキュリティアラームの誤作動を防ぐ方法はないのでしょうか?

さっそく車のプロであるトヨタ営業担当のカーディーラーに話を聞いてみたところ、「そもそも誤作動ではないことがほとんどなんです」との回答が返ってきました。

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