「日本車は壊れない!」と思って買ったらトホホ?

トヨタ セプター(海外名:トヨタ カムリ)

トヨタ カムリやホンダ アコードは、特にアメリカで絶大な人気を誇っているモデルです。その人気の理由は信頼性の高さ。

信頼性が高いとはすなわち故障やトラブルが少ないことを指していて、一般に、10万キロを超えた車は製品寿命が近いと言われるようになり、長く乗り続けるには大規模な修理・メンテナンスが必要となってきますが、前述の2台は「永遠に走る」とまで評されるほど高い信頼性を獲得しています。

日本の自動車メーカーが作る車の多くはこの信頼性が高いことが海外で知られていて、「日本車は壊れない」というイメージを持っている海外ユーザーは少なくありません。

しかし、そんな日本車の中でも「信頼性が低い」とされているモデルがあります。

まるで映画の撮影…ドライバーは軽傷

まるでカースタント?女性の運転するカムリが速度超過でカーブに突っ込んだ結果…

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マツダ RX-8

マツダ RX-8

アメリカの月刊誌『Consumer Report』が発表した年間信頼性ランキングで2位を獲得するなど、近年躍進が見られるマツダですが、技術的なアイコンとも言えるロータリーエンジンが、マツダの信頼性を損ねている側面もあるようです。

マツダがRX-8に採用した自然吸気型のロータリーエンジン『RENESIS』は、レブリミットが9,000rpmに設定された高回転型のエンジンで、ロータリーエンジンならではのエンジンフィールやサウンドを楽しめる名機として、イギリスでは「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー2003」を獲得しました。

しかし、そうした輝かしい側面を持つ一方、イグニッションコイルの故障、アペックスシールの漏れなどが発生する、『RX-8のアキレス腱』とも評されています。また、RX-8ではスターターや触媒コンバーターの故障などが頻発してしまい、予測不可能で、信頼性が低い車という評価を得てしまったようです。

「死ぬことを拒む」と称賛された超信頼性の高い車…2位ホンダ アコード、1位は?