標識・標示が無効になるとき

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ここまで、標識や標示の判断方法について解説してきましたが、「交通が著しく混雑するおそれがあるとき」「道路が損壊したり火災などが発生したとき」は、これらの役目が無効になると法律で定められています。

こういったケースでは、警察官は通行を禁止したり制限したり、後退を命じたりすることがあります。いずれの場合も、標識ではなく警察官の指示に従う必要があります。

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色で見極めてから正確な判断を

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運転中は止まってゆっくり考えたり調べたりするのは不可能なことがほとんどですから、標識や標示を瞬時に判断するには、おおまかな色で見極めることが必要です。

ただし、赤色ではなく、青色の標識であっても守らないと違反になる「規制標識」もあります。例えば、一方通行の標識は青色で示されていますが、誤って逆走してしまうと違反となってしまいます。

似たようなデザインの標識はたくさんありますので、色で瞬時に判断しつつ、標識に書いてある情報を正確に読み取ってください。

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