うっかり日焼けしちゃった…!その後のケアはどうしたらいい?《美容家に聞いてみた》

気温が上昇していく春から夏にかけての時期は、紫外線量が多い季節。うっかり日焼けしてしまう機会があるかもしれませんが、そんなときどのようなケアを行うかで、その後の肌状態に影響が出ることがあります。

今回は、フェイスとボディに分けてアフターサンケアの方法について紹介します。

1、フェイス編

うっかり日焼けしてしまった後は、できるだけ早く紫外線の影響を受けにくい場所に移動し、ケアすることが大切です。

速やかにメイクや汚れを落とし、冷蔵庫に冷やしておいた保冷剤やよく冷やした濡れタオルなどで、ほてりを鎮めましょう。ほてりを鎮めたら、化粧水で十分に水分を与えて美白有効成分が配合されたシートマスクを使用しましょう。

その後乳液やクリームを与え、十分に保湿することが大切です。美白シートマスクは日焼けしてしまったその日だけ使用するのではなく、できれば4、5日、少なくとも3日連続して使用することをおすすめします。

シートマスクを使用するのが難しい場合でも、紫外線の影響を受けやすい春夏は特に朝晩のスキンケアで美白有効成分が配合された化粧品を毎日使うのがベストです。

日焼け後は軽い火傷をしたのと同様の状態です。顔剃りや角質ケアなど刺激を伴う可能性があるケアは控え、できるだけシンプルなステップで肌にやさしいケアを行いましょう。

身体の内側からのケアも大切です。水分とビタミン、ミネラルを十分に補給し、しっかり休息しましょう。

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2、ボディ編

うっかりボディを日焼けしてしまった場合も同様に、一刻も早く汚れを落とし、ほてりを鎮めることから始めましょう。シャワーの温度を下げてほてりを鎮めるのもひとつの手ですが、身体を冷やさないように注意しましょう。

また、入浴時は熱いお湯に浸かる、熱いシャワーを浴びるといったことを避けることも重要です。

ボディにはシートマスクの代わりに、ジェルタイプなどのアフターサンケア製品を使用することをおすすめします。

ボディのアフターサンケアというと、腕や足、デコルテなど露出が気になる分に重点を置きたくなります。しかし、忘れてはいけないのが、首の後ろや背中の部分。腕や足と同じように十分にケアしましょう。

清涼感を求めるなら、メントールなどが配合されているものを選ぶとクールダウンにもなります。心地よく使用できますが、肌の弱い方は刺激に感じてしまう可能性があるので注意が必要です。ご自分の肌との相性を見極め、できるだけ肌に優しいものを選ぶなど慎重に使用する製品を選び、十分に保湿しましょう。

フェイスもボディも日焼け後は紫外線の影響を受けないように注意する必要があります。日焼け止めを中心とした紫外線対策は年間を通して必要ですが、日傘や帽子、サングラスなども併用して、念入りに行いましょう。

このほか、帽子を被っておらず、日傘をさしていないときに焼けやすいのが頭皮です。アフターサンケア製品の中には頭皮にも使用できるものがあるので、忘れずにケアすることをおすすめします。